ゴルフ場でパワハラ事件、泥酔客がキャディーに「土下座強要」か=韓国

韓国で酒に酔った状態でゴルフ場を訪問した客が、競技補助要員(キャディー)に暴言を吐くなどの”パワハラ事件”が発生した。

15日SBSは、ことし10月チュンナム(忠南)のあるゴルフ場で競技を助けるキャディーAさんが客から土下座するよう強要されるシーンが撮影された映像を報じた。

また、客らはAさんに土下座を強要するだけでなく、手首をつかみながら暴言を吐いていた。この客たちがAさんに対して怒りながらパワハラした理由は、試合進行を急かしたからだという。

しかし客らは最初から泥酔状態でゴルフ場を訪問し、試合中も酒を飲んで後続グループが待っているにもかかわらず、時間を守っていなかったことがわかった。

被害を受けたAさんは、10年以上キャディーとして同ゴルフ場で働いてきた”ベテランキャディー”だったが、このパワハラ事件が原因で体調を崩し、病院で「適応障害診断」を受けた。結局、Aさんは去る1日、ゴルフ場に辞表を提出したという。

なお、同件についてゴルフ場側は「キャディーは勤労者ではなく、個人事業者に分類されるため(会社側の)保護対象者ではない」として、パワハラを受けたキャディーAさんに対して特別な保護措置を取らなかったと伝えられた。

一方、韓国政府は特殊勤労形態従事者に雇用保険義務加入施行方案を推進し、キャディーはことし7月から雇用保険の恩恵を受けることになった。しかし、現在でも労働者地位の法的保護を受けることができずにいるとの指摘が相次いでいる。

関連記事(外部サイト)

  • 記事にコメントを書いてみませんか?