尹大統領「駐韓外交団招請新年あいさつ会」を開催…イラン大使も出席=韓国

韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は31日、駐韓外交団に会い、韓国政府のインド・太平洋戦略と対北政策への支持と協力を求めた。

尹大統領はこの日の午前チョンワデ(青瓦台)の迎賓館で、韓国に駐在する各国の外交使節や国際機関の代表などを招き、新年あいさつ会を兼ねた昼食会を開いたと、大統領室の広報首席秘書官が会見を通じて伝えた。

尹大統領の就任以降、駐韓外交団全体を招き新年あいさつ会を開催するのは、今回が初めてである。

今回の行事には、駐韓外交団124人と16の国際機関代表をはじめ、ハン・ドクス(韓悳洙)首相やチョン・ウテク(鄭宇沢)国会副議長、関係省庁の閣僚など約170人が出席した。

尹大統領はこの日の新年の辞で、韓国との友好関係増進のため活発に活動している各国の大使と国際機関の代表たちに謝意を伝えた。また、韓国政府のインド・太平洋戦略への持続的な支持と協力も求めた。

駐韓外交団長であるガボンのカルロス・ビクトル・ボング(Carlos Victor Boungou)大使は、乾杯のあいさつで「新年を迎え、意義深い席を設けてくださった尹大統領に感謝する」とし「これからも韓国との友好協力関係増進のため、駐韓外交団全体は努力していく」と語った。

一方この日の昼食会には、シャベスタリ駐韓イラン大使も出席した。尹大統領がUAE(アラブ首長国連邦)歴訪当時「UAEの敵はイラン」と発言して以降、両国間の緊張が高まったことで、韓国外交部(外務省)はイラン大使を召致している。

韓国大統領室の関係者は、この日の午後記者たちに「韓国とイランの関係は、前と変わりなく続いている」と語った。

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