結婚取締りで1800人逮捕/印
2023年02月04日 15時26分WoW!Korea

インド東北部のアッサム州で「未成年者との結婚」を取り締まったところ、2000人近い男性が一挙に逮捕された。
4日、インドの「ヒンドゥースタン・タイムズ」とフランス「AFP通信」などによると、今月2日から「児童結婚禁止法」違反者に対する大々的な取り締まりが開始され、これまでに1800人を超える男性が未成年者と結婚した容疑で逮捕されたことが明らかとなった。
また、未成年者との結婚を知りながらも結婚を主礼した聖職者と、婚姻届を受け付けた当局者たちも逮捕された。
アッサム州の警察は、まだ多くの事例があるものとみて取り締まりを続けている。
アッサム州の首相は「アッサム州に住んでいる女性の8人中1人は、18歳になる前に子どもを産む」とし「これは、乳児・産婦の高い死亡率の原因となっている」と語った。
つづけて「私はアッサム州の警察に『女性を対象とした極悪な犯罪を容赦なく処理してほしい』と要請した」とし「早婚の悪習をなくすための措置を支持してほしい」と訴えた。
インドでは、18歳未満の結婚は「不法」となっている。また、インドの最高裁は2017年に「夫婦の間でも、未成年者の妻との性関係は性暴行に該当する」と判断している。
しかしインドでは「児童結婚禁止法」が公然と無視されている。特に貧しい田舎では、数百万人の児童が「早婚」の強要を受けている。
国連は「全世界で最も多い早婚の事例がインドから出ている」とし「毎年約150万人の少女たちが結婚している」と推定している。
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