警察庁、新学期迎えるスクールゾーン「子供交通安全対策」推進=韓国
2023年02月27日 11時41分WoW!Korea

韓国警察庁は27日から2か月間、子供保護区域(スクールゾーン)や通学バスに対する先制的予防・点検など「子供交通安全対策」を推進すると明らかにした。
今回の交通安全対策は子供の交通事故が絶えない状況で、社会的距離の確保解除後初の新学期を迎え、室外活動が増加したことにより設けられた。警察庁によると過去5年間、スクールゾーンで毎年2~6人が死亡する交通事故が発生しており、子供の通学バス交通事故も絶えず発生している。
これに警察は登下校の時間帯に学校周辺の信号機がない横断歩道や歩道・車道が分離されていない通学路など事故の危険が大きい場所を中心に交通警察や模範運転者、緑色オモニ会などを集中的に配置する予定だ。また、昨年から施行しているスクールゾーン内の信号機のない横断歩道の一時停止違反などを集中的に取り締まる方針だ。
さらに、スクールゾーン内の域内の老朽または毀損(きそん)された交通安全施設に対する一斉点検を通じて直ちに措置が可能な施設から整備し、歩道が設置されていない通学路を一方通行に指定するなど関連施設を改善または補完する計画だ。
警察庁の関係者は「子供の交通安全確保のために法と制度が継続的に改善されているが、残念な交通事故が継続して発生している」とし、「子供たちが安全に学校に通える交通環境を作るために、先制予防・点検と教育・取り締まりを強化する計画」と述べた。
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