FBI長官「コロナ、中国武漢研究所の事故で流出した可能性」
2023年03月02日 07時58分WoW!Korea

米国連邦捜査局(FBI)の関係者が放送で「新型コロナウイルスが中国武漢の研究所から流出した可能性がある」という趣旨のインタビューをした。
クリストファー・レイ局長は先月28日(現地時間)、米フォックスニュースとのインタビューで「FBIはパンデミックの起源が武漢研究所で起きたある事件である可能性が最も高いとみている」とし、このように述べた。
彼は「中国政府が統制する研究所から(ウイルスが)流出した可能性について話している」とし「私が思うに中国政府は、私たちと私たちのパートナーがここでしようとすること(真相調査)を妨害し混乱させようとしているようだ」と主張した。
レイ局長は「FBI専門家たちはコロナのような新型ウイルスを含む生物学的脅威の危険性、そしてそれらが悪人や敵対国、テロ犯、犯罪者のような悪人の手にあることを憂慮している」と強調した。
これに先立ってウォールストリートジャーナル(WSJ)も、米エネルギー省が、中国研究所からの流出がコロナパンデミックの原因である可能性が高いという結論を下したと報道した。米エネルギー省はこのような内容を盛り込んだ機密情報報告書をホワイトハウスと議会の主要人物に提出した。ただし、米国家情報委員会(NIC)と情報機関は、ウイルス自然発生説に重点を置いている。米ホワイトハウスも「政府内ではまだ意見が一致していない」という立場だ。
中国政府は強く反論した。 中国外交部の報道官は1日の定例ブリーフィングで「情報部門が科学問題を扱うこと自体が、起源究明問題を政治化することだ」とし「私たちは米国が科学と事実を尊重し、コロナの起源究明問題の政治化を中断することを促す」と述べた。
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