韓国統一相、3泊4日の「訪日」…「拉致問題」で協力を模索
2023年03月22日 16時37分WoW!Korea

韓国のクォン・ヨンセ(権寧世)統一相は22日、統一相としては18年ぶりに訪日のため出国した。協議相手のいない日本を統一相が訪問することは、異例なことである。
クォン統一相はこの日、キンポ(金浦)国際空港で記者たちに「日本との協力を通じて、われわれの人道主義的な問題を解決していくことに役立つとみている」とし「日本の官房長官と、拉致問題の協力の可能性を模索する」と明らかにした。
クォン統一相は「ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が(私に)『南北問題において、日本と協力する部分をしっかり話し合い、われわれの対北政策について積極的に説明をしてほしい』という主旨のお話をされた」と語った。
クォン統一相は「今、北朝鮮が全く対応をしていない状況の中、国際的な説得と圧力が必要だが、説得と圧力をしっかりしようとすれば、多くの主要国たちの参加が必要だと考える」とし「このような点で、日本は拉致問題の当事国であることから、日本の協力は非常に意味がある」と語った。
日本外務省の閣僚級招請プログラムとして3泊4日間日本を訪問するクォン統一相は、林芳正外相や松野博一官房長官などに会う予定である。
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