高校時代に自分をいじめた同級生を殺害しようとした20代、執行猶予で釈放=韓国
2023年05月11日 17時26分WoW!Korea

普段、自分を無視したという理由で高校の同級生を凶器で殺害しようとした20代が拘束されて裁判にかけられたが、裁判所の善処で釈放された。
11日、インチョン(仁川)地裁刑事14部は殺人未遂などの容疑で拘束起訴されたA被告(24)に懲役2年6か月、執行猶予4年を言い渡したと明らかにした。さらに、A被告に保護観察と共に暴力治療講義40時間の受講を命じた。
A被告は昨年11月15日午後6時5分ごろ、仁川市のあるヴィラの階段で高校の同級生B氏(24)の肩・背中・腕を6回、凶器で刺して殺害しようとした疑いで起訴された。
A被告は高校時代B氏のグループからいじめられたとし、B氏が普段、自分を無視し続けていると考え、被害者の居住地である該当ヴィラを訪れて犯行に及んだとわかった。
彼はこの犯行で拘束されたが、仁川拘置所に収監された昨年11月25日には同僚受刑者を拳で数回殴った容疑ももたれている。
裁判部は「被告人は自分を無視していると考えて、被害者を殺害しようとしたが未遂に終わった。罪質が良くなく、拘束生活中に追加の暴行の犯行に及んだ」と説明した。続けて「殺人犯行と関連して捜査機関に自首して、被害者と合意した」とし「精神疾患で感情調節に困難があったと見られる点などを考慮した」と量刑理由を明らかにした。
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