21日の日米韓首脳会談…北朝鮮安保協力・供給網議論

韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は21日、広島で主要7か国(G7)首脳会議を契機に、バイデン米大統領や岸田首相と日米韓首脳会談を開く。

日米韓3国の現首脳が直接対面するのは、昨年6月のスペイン・マドリード北大西洋条約機構(NATO)首脳会議、昨年11月のカンボジア・プノンペン東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議を契機とした会談に続いて3度目だ。

尹大統領は3国の首脳会議で、北朝鮮の核・ミサイルへの対応、3か国間の情報共有など安保協力強化、経済サプライチェーン協力案などについて話し合うものとみられる。

ただ、今回の日米韓首脳会談は比較的短い「会合」で終わる可能性が高い。多国間会議の特性上、日程が変わりやすく、ゼレンスキー大統領のG7サプライズ訪問なども影響するものと思われる。

大統領室の関係者は20日午後、広島現地のプレスセンターで記者団に対し、「3国が発表する対策と内容を(事前に)調整した」とし、「実際の(首脳間の)会談は短いが、3国が少しずつ異なる趣旨で強調したい内容を発表する」と説明した。

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