韓国野党代表、与党代表の「食事の誘い」断る…「政策対話が必要」
2023年05月26日 08時03分WoW!Korea

韓国野党“共に民主党”(民主党)のイ・ジェミョン(李在明)代表は、キム・ギヒョン(金起ヒョン)与党“国民の力”代表が提案した食事を断った理由について「政策対話が必要だ」と伝えた。
民主党は25日、記者たちに送ったメッセージを通じて「与党の党代表室は今月2日午後6時ごろ、民主党代表室に与野党代表会合を提案した」と伝えた。
民主党は「党代表室は『単に食事をするよりも、懸案の議題を定め与野党の協治と民生について話し合う実効性のある公開政策会合をしよう』という主旨で回答したが、与党は『気軽に一度食事でもしよう』という立場を変えなかったため、それ以上の進展はなかった」と伝えた。
“故ノ・ムヒョン(廬武鉉)元大統領の追悼式(23日)の場でも、食事の誘いを断った”というキム与党代表の主張については「『アピール式の食事会合より、政策対話をしよう』という主旨のこれまでの立場を、イ代表があらためて伝えた」と強調した。
民主党は「国民が望んでいるのは与野党の合治を通じた政治の回復であり、政治家の食事ではない」とし「政府与党は民主党を野党として認め、協治の提案に応えることを願う」と付け加えた。
これに先立ってキム代表はこの日の午前、国会で出入り記者たちに「数日前、故盧武鉉元大統領の追悼式でイ代表に『会って食事でもし、一杯飲もう』と誘ったが、イ代表は『国民は、食事だけをするのをよく思わない』と答えた」と伝えた。
キム代表は「『両党の代表が会って食事だけするのは、国民がよく思わない』と(イ代表は)言うが、理解ができない」とし「会えば色々な話が出てくるし、必要なら具体的な論議もできるので『食事でもしよう』と誘ったのだが、答えはなかった」と語った。
つづけて「私と会うのが嫌なのだろう」と付け加えた。
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