ソウル市、地下鉄内の違法医薬品販売チラシ根絶に注力=韓国

韓国ソウル市民生司法警察団は30日、ソウル交通公社と協力して地下鉄内で散布される不法医薬品販売チラシを根絶するための大々的な動きに着手すると発表した。

すでにソウル市は5月末から不法チラシの回収、販売電話番号の遮断と販売者に対する捜査要求などを進めている。

ソウル市が大々的な動きに乗り出したのは、不法広告チラシを通じて販売されている偽医薬品は成分含量が分からず、任意で服用する場合、心臓麻痺や脳卒中など深刻な副作用が懸念されるためだ。不法医薬品を販売する場合、薬事法第39条に基づき、5年以下の懲役または5000万ウォン以下の罰金処罰を受けることになる。

チラシを通じた不法医薬品販売は主に高齢者を雇用して不法薬品を配達させる形で運営される。販売責任者の検挙のためには相当な捜査期日がかかるため、まず通話不能誘導プログラムを利用してチラシ発見直後に該当の電話番号を使用不能にする計画だ。

運営はソウル市民生司法警察団とソウル交通公社の協業で行われる。ソウル交通公社では地下鉄駅舎内に無分別に散布されている不法医薬品販売のチラシを地下鉄保安官のパトロール業務を通じて回収する。その後、民生司法警察団はプログラムに収集された電話番号を入力して通話不能の状態にした後、通信会社に電話番号の利用停止を要請する。

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