日本の海上幕僚長「日韓安保協力がレーダー照射問題より重要」=韓国報道

日本海上自衛隊のトップである酒井良海上幕僚長は「日本と韓国の安保協力が、哨戒機-レーダー照射問題よりも重要だ」と語った。

酒井海上幕僚長は6日に記者会見を開き、韓国との防衛協力関係について「未来志向的に協力強化を図り、いかにして地域の安全保障環境の安定化に貢献するかが最も重要だ」と語った。

つづけて、“哨戒機-レーダー照射”問題について「(韓国の認識は)日本とは異なる。違うことは間違いない」としながらも「協力体制を早期に確立することがもっと重要で、国益に合致すると考える」と語った。

また、韓国との関係については「同じ海域における互いの航空機と艦艇間の問題は、これから増えるだろう」とし「実績を積めば、互いの信頼関係も深まる」と語った。

“哨戒機-レーダー照射”問題は「2018年12月20日、日本海で遭難した北朝鮮漁船を捜索していた韓国海軍の艦艇近くを低空飛行した日本の海上自衛隊哨戒機に向けて、韓国側が射撃のためのレーダーを照射した」という日本側の主張から始まったものである。

日本側は当時、その証拠として哨戒機の内部で撮影した動画を公開した。一方、韓国側は「レーダー照射はなかった」と反発した。

このような双方の主張はこれまで変わることがなく、国防当局間の交流も中断されていた。

双方の主張は平行線であったが、岸田文雄首相とユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が両国関係の正常化と関係増進に合意したことにより対立を治め、再発を防止する対策を立てることにした。

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    こんなのが幕僚長じゃ駄目だろ。敵対行為野放しって話だぞ。それとも誰かに「そう言え」って言われた?

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