文大統領の「平山書房」併設カフェ、使い捨てプラスチック製品使用で「過料」処分

韓国のムン・ジェイン（文在寅）元大統領の「平山書房」の併設カフェでプラスチック製カップなど使い捨て用品を提供していたため、過料処分を受けた。

キョンサンナムド（慶尚南道）ヤンサン（梁山）市は「平山書房の併設カフェで使い捨てのプラスチック製カップを提供したという苦情が入ってきて過料処分を決定した。行政手続きを踏んでいる」と8日、明らかにした。

市は先月26日、平山書房に過料賦課予定を通知した。来る13日までに平山書房側の意見提出期間を経て、過料賦課を最終決定する。

これに先立ち、平山書房の併設カフェが使い捨てカップを使用することに対する取り締まりを要求する投稿が、国民権益委員会国民申聞鼓に寄せられたため、過料処分につながった。

平山書房に行ってきた人々がSNSに掲載した写真で使い捨てカップが見えると、他のネットユーザーたちが申告したものみられる。

「資源の節約と再活用促進に関する法律」によると、カフェや飲食店などの食品接客業は使い捨て製品を無償で提供してはならない。違反した場合は300万ウォン（約30万円）以下の過料が科せられる。これは文在寅政府時代の2018年8月に初めて導入された。

議論が続くと平山書房は過料賦課大賞であるプラスチック製カップの代わりに、啓導期間中の紙コップを使用することにしたと確認された。