洪準杓大邱市長、金鍾仁元国民の力非常対策委員長に対し「建国以来、経済首席が賄賂で拘束されたことはあったのか」=韓国
2023年07月05日 20時59分WoW!Korea

ホン・ジュンピョ(洪準杓)テグ(大邱)市長はキム・ジョンイン(金鍾仁)元国民の力(与党)非常対策委員長がユン・ソギョル(尹錫悦)政府の‘実勢次官’人事について「このような国政運営は大韓民国の建国以来、初めてのことだ」と述べると「それでは建国以来、チョンワデ(青瓦台)経済首席が賄賂で拘束されたことはあったのか」と反論した。
これは、金元委員長が1992年にノ・テウ(盧泰愚)政府の経済首席として働き、トンファ(同和)銀行頭取から約2億1000万ウォン(約2328万円)の賄賂を受け取った容疑により2審で懲役刑の執行猶予を言い渡されたことに言及したものである。
洪市長は「また、昔の歌のように星を見て占いをするペルシャ王子がのさばる。まだ帝政ロシア時代の占星術師ラスプーチンのような人がのさばる世の中が続くのを見ると、国が混乱しているようだ」と述べた。
‘星を見て占いをするペルシャ王子’の例えは、金元委員長がこれに先立ち、尹錫悦大統領が次期大統領候補に挙がった当時‘星の瞬間が今見えるだろう’と述べたことを皮肉ったものと解釈される。
ラスプーチンはさすらいの修道者だったが、ロシア帝国ニコライ2世に抜てきされた後、国政を独占して帝国の没落を早めたと評価されている。
洪市長は以前にも金元委員長を批判する時「星を見て占いでもする占星術師」と言及してきた。
一方、金元委員長は前日にCBSラジオの番組‘パク・ジェホンの一本勝負’に出演し、大統領室秘書官出身5人を各部処次官に任命した尹錫悦政府の1次内閣改造について「このような国政運営は大韓民国の建国以来、初めてのことだ」と評価した。さらに「今回の次官の任命過程を見れば、このような人事をしても政府が正常に運用されるのかということについてかなり懐疑的だ。根本的に政府機能は正常に運営できない」と指摘した。
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