ビーガン米代表、2泊3日の訪韓を“手ぶら”で終え日本へ…北との接触“不発”

ビーガン米代表、2泊3日の訪韓を“手ぶら”で終え日本へ…北との接触“不発”

17日午後、韓国の金浦(キンポ)空港から日本へと出国をするビーガン米国務省特別代表(提供:news1)

スティーブン・ビーガン米国務省特別代表が韓国での2泊3日の日程を終え、今日(17日)午後に日本へと出国した。前日の記者会見で北朝鮮に会合を電撃提案したが、特別な返答はなかったようである。

ビーガン代表はこの日、金浦(キンポ)空港で“北朝鮮からメッセージを受けたか?”、“なぜ北朝鮮から返答がなかったと思うか?”という取材陣の質問に、無言のまま出国の場へと立ち去っていった。

ビーガン代表は出国前に、延世(エンセ)大学で非公開の講演を行なったが、同行していた韓国のイ・ドフン朝鮮半島平和交渉本部長に学生から質問があり、イ本部長はその答えとして「(北朝鮮に)公式に(対話の要請)を送ったので、公式に(北朝鮮から返答が)来なければならないのだが、公式に返答がなかったようだ」と語った。

北朝鮮を対話の場に復帰させようとするビーガン代表の試みは“不発”に終わることによって、北朝鮮が自ら設定した“年末期限”後に“新たな道”を本格的に推し進めていくという見方が現実味を帯びるようになってきた。

米国は年末の状況を注視しながら、北朝鮮に対して敵対的行動の自制を要求するメッセージを発信するだろうとみられる。また日本と韓国など、同盟国と対北政策協力の強化に努めると予想されている。

ビーガン代表はこの日、韓国を出国して日本へと向かい、外務省の滝崎成樹アジア太平洋州局長と会い、北朝鮮の核問題に関する協議をし、19日に米国に発つ予定である。

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