北、金剛山の韓国施設を撤去するか…近づく“2月最期通告”

北、金剛山の韓国施設を撤去するか…近づく“2月最期通告”

北朝鮮の“長い沈黙”の中、韓国に対するメッセージに注目(提供:news1)

北朝鮮が韓国政府に通知した金剛山(クムガンサン)観光地区の韓国施設の撤去の期限である2月が近づく中、北朝鮮が実際に撤去を実行するのか注目されている。

北朝鮮が昨年12月末、金剛山の韓国の施設を2月までに全て撤去するように通知文を発送した。

北朝鮮の今回の対南(対韓国)通知文は、事実上の“最後通知”として解釈することができる。北朝鮮は昨年10月に金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の指示を受け、11月末を撤去期限とした通知文を送ったことなど、最近まで2回の具体的な期限を発表した。

北朝鮮と韓国政府は昨年末から、金剛山の施設撤去の問題について協議をしてきた。北朝鮮は韓国の施設撤去という立場をとり続け、書面での協議を望んでいるが、韓国政府は“当局間の会合”が必要だという立場である。

両国の基本的な立場が平行線を辿っている中、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領は新年の辞と新年の記者会見を通して、南北協力の方案を提案した。特に北朝鮮地域の個別観光の青写真を明かしながら、観光を通して経済の活路を見い出そうとしている北朝鮮の反応を期待してのことである。

韓国政府が提案した個別観光などの南北協力方案は、北朝鮮の金剛山の施設撤去の通知に対する抑制としての意味合いがあるもので、これを通して行き詰まった南北関係を改善し、朝鮮半島平和プロセスを再稼働させるという意志も込められている。

北朝鮮は、韓国政府の政策などの発表に対する否定的な反応はすぐに見せたが、公式的な反応がまだないというところに、北朝鮮側の“悩み”があるとみられ、施設撤去の期限も自然に延ばされるのではという見方も出ている。

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