新型肺炎の真相解明に着手した中国市民記者たち、次々と失踪

【新型コロナウイルス】武漢の実態伝えた中国市民記者が失踪 中国当局は立場示さず

記事まとめ

  • 武漢の実態を伝えていた中国人市民ジャーナリストの陳秋実氏と方斌氏が失踪した
  • 方斌氏は9日「みんな抵抗しよう」という短い映像を最後として、その後沈黙している
  • 中国政府は一番初め、新型肺炎の感染状況を周辺に知らせた李文亮氏を逮捕している

新型肺炎の真相解明に着手した中国市民記者たち、次々と失踪

新型肺炎の真相解明に着手した中国市民記者たち、次々と失踪

去る10日、中国北京の病院などを訪れた習近平中国国家主席(提供:news1)

「中国は声をあげる市民運動家を弾圧するとしてよく知られている。伝染病をきちんと統制していることをアピールすることにもとても熱心である。」

新型コロナウイルスの発生地である中国武漢市の実態を伝えていた中国人の市民記者2人の行方が不明となっている中、英国のメディアが13日(現地時間)先のように中国を真っ向から批判した。

中国人市民ジャーナリストの陳秋実氏と方斌氏はオンラインを通じて隔離された武漢市の状況を積極的に伝えていた人物である。しかし彼らの現在位置は確認されておらず、中国のネットユーザーたちは二人が永遠に行方不明になり得ると憂慮している。

方斌氏は去る9日「みんな抵抗しよう。政府の権力を市民に戻そう」とあげた短い映像を最後としてその後は沈黙している。 陳秋実氏はもしもの時に備えて友達にソーシャルメディアのログインの権限を渡したが、13日に彼のアカウントには“中国人市民記者、陳秋実が7日目に失踪した”いう文があがった。

国際人権団体ヒューマンライツウォッチ(HRW)所属のある研究院は、中国当局が「批判を鎮めることに神経を注いている」と語った。中国政府は一番初め、新型コロナウイルスの感染状況を周辺に知らせた李文亮氏も逮捕し沈黙するようにした。

現在中国当局は陳秋実氏と方斌氏の失踪についてその立場を何も示していない。彼らがどこにいるのか、もし隔離されているのならいつ隔離措置が解除するのかなどを言及した公式声明はない。

国際的な人権擁護団体のアムネスティ・インターナショナルの研究院のひとりは、陳秋実氏と方斌氏が「警察に拘禁されたか、あるいは強制隔離されたのかわからない」とし「中国当局は少なくとも家族たちとは連絡ができるようにすべきである」と語った。

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