国際機構「新型肺炎」にかかる対北朝鮮支援物資…搬入はいつになるか

国際機構「新型肺炎」にかかる対北朝鮮支援物資…搬入はいつになるか

国際機構が新型コロナウイルスの防疫と関連した物資の対北朝鮮支援を進めている中で、北朝鮮にいつ搬入されるか関心が高まっている(提供:news1)

国際機構が新型コロナウイルスの防疫と関連した物資の対北朝鮮支援を進めている中で、北朝鮮にいつ搬入されるか関心が高まっている。

20日、国連安全保障理事会傘下の対北朝鮮制裁委員会によると、先月の2月24日、国境なき医師団(MSF)が要請した新型コロナウイルス関連物資の対北朝鮮制裁免除について承認した。免除された物資は、医療用ゴーグル約800個、綿棒約1000個、検査用医療キット、ウイルス輸送バッジなどが含まれていることが分かっている。

それより先に、国際赤十字社連盟(IFRC)は同月24日、国連から北朝鮮に支援する同ウイルス防疫物資と関連して、医療機器と診断キットに対する制裁免除が承認されたと明らかにした。IFRCが免除要求をした物資は、防疫用保護服と医療用ゴーグル、試験器具と試薬1万セット、赤外線体温計1000個、遺伝子増殖検査装置1台などである。

これらとは異なり、北朝鮮が先に支援を要請したとされる国連児童基金(UNICEF・ユニセフ)も、北朝鮮への支援を準備している。ユニセフが支援する物資は、制裁免除がなくても支援が可能な防護フェイスシールド、医療用ゴーグル、マスク、手袋などの個人保護装備などが含まれている。

これらの対北朝鮮支援物資は、中朝国境地域から搬入された後、北朝鮮内では陸路で必要地域に配分されることが分かった。

北朝鮮は同ウイルス流入を遮断するために、国境の封鎖はもちろん、すべての輸入物資を予め決められた場所で10日間保管して消毒した後に搬入する「同ウイルスを防ぐための超特別防疫措置」のガイドラインを設けた。

物資の搬入時期は、国際機構は遅くとも10日以内には、北朝鮮に届けられると予想している。IFRCは現在、北朝鮮と中国の国境地域である丹東において物資の検疫が行われていると明らかにした。

IFRCアジア太平洋地域事務所は20日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の放送で「一部の物資がすでに丹東に到着し、対北朝鮮支援物資の検疫に10日程度かかるだろう」とし、「すべての輸入物資は、現地当局の緊急伝染病予防措置に基づいて検疫と消毒を経なければならず、通関手続きで時間がかかることになる」と説明した。

国境なき医師団とユニセフが準備した対北朝鮮支援物資が丹東に到着して、すでに防疫を準備していることが分かった。しかし、支援物資が丹東に到着した後、約一週間程度の時間が経ったにも関わらず、北朝鮮に届けられておらず、遅れている背景について問題が提起された。

これに対して国境なき医師団は、北朝鮮当局と丹東に到着している防疫支援物資の搬入を早期に進めることに合意したと発表した。ユニセフも今週中に北朝鮮に物資を届けることができるものと期待している。

チョ・ヘシル統一部副報道官は、20日の定例会見で「国境なき医師団やユニセフ、IFRCなどの物資が丹東に到着しているが、検疫には10日程度の時間がかかるという報道を確認した」とし、「ただし、このようなものは、基本的には国際機構が確認する事案であるため、統一部が対北朝鮮への人道的支援、国際機構の対北朝鮮への人道的支援物資に関する到着状況について確認する事項はない」と答えた。

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