国連人権代表「北、イランへの制裁ほどき、新型肺炎への対応を支援」を提案

国連人権代表「北、イランへの制裁ほどき、新型肺炎への対応を支援」を提案

ミシェル・バチェレ国連人権高等弁務官は、北朝鮮・イランなどでの新型コロナウイルス感染症への対応の支援のために制裁緩和を提案した(提供:news1)

ミシェル・バチェレ国連人権高等弁務官は、北朝鮮・イランなどでの新型コロナウイルス感染症への対応の支援のために制裁緩和を提案した。

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、バチェレ弁務官は24日(現地時間)声明を通じて「新型コロナの大流行により被害を受けている国々に対する広範囲的な制裁が至急再評価されなければならない」とし「(そうでなければ)保健と安全の分野に悪影響を及ぼし得る」と憂慮の意を表した。

バチェレ弁務官は、特に北朝鮮とイラン・キューバ・ベネズエラ・ジンバブエを例にあげ「これらの国に対する多様な制裁措置が医療活動を妨げ得る」とし「これらの国の多くは医療システムが脆弱である。これらの国家の国民たちは、制裁対象になっている政府の政策に責任のない立場であるにもかかわらず、すでに長い期間危険な状況におかれている」と指摘した。

アラブのメディアによるとイランの場合、保健当局の集計上では24日現在までに2万4811人の新型コロナによる感染者が報告され、その内死者は1934人である。

しかし専門家たちは、実際にはこれよりもはるかに多くの感染者と死者が発生している可能性が大きいとみている。

新型コロナによる感染者が“0”と主張している北朝鮮においても同様である。

バチェレ弁務官は「新型コロナの世界的大流行の中で一国の医療活動が妨げられれば、我々すべてに対する危険が大きくなる」とし「人道的次元で実質的な制裁免除措置をとることにより必要な医薬品・装備が迅速で円滑に供給されなければならない」ともとめた。

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