「ウォーキングスルー」初日は閑散…海外メディアも関心=韓国蚕室

「ウォーキングスルー」初日は閑散…海外メディアも関心=韓国蚕室

「ウォーキングスルー」初日は閑散…海外メディアも関心=韓国蚕室(提供:news1)

海外から入国したソウル市民に対して、新型コロナウイルスの感染有無を検査するために設置された「ウォーキングスルー」選別診療所が3日午後、ソウル市松坡区の蚕室総合運動場に姿を現した。

同日午後2時から診療を開始したウォーキングスルー診療所には、3時間で7人程度の海外からの入国者が訪れた。前日、ソウル市は1日平均1000人の診断検査が可能だと説明していた。

検査時間を従来よりも短縮したウォーキングスルー診療所の姿を、日本と中国など海外メディアが取材する姿も見られた。

運動場駐車場の片側に設けられた診療所には、受付・問診・検体採取のためのコンテナがあった。ソウル市の関係者は、「受付・問診・検体採取窓口がそれぞれ10か所ずつ設けられている」と説明した。

海外からの入国者は、外で紙の問診票を作成した後、コンテナの中に移動して検体採取を受けた。パク・ユミ・ソウル市保健医療政策課長は、現場で記者たちと会って、「検査には5分から10分程度がかかる」とし、「外国人は空港で検査をして、ここでは海外から入国したソウル市民を対象に検査を行う」と説明した。

一番はじめに診療を受けたA氏(23・男)は、米国サンディエゴで語学研修を受けて、前日(2日)に帰国した。

ソウル市蘆原区に居住するA氏は、「居住する区役所が実施する検査は時間がかかると言われた」とし、「早く(検査を)受けたくて来た」と述べた。また、「昨日空港から直接家に帰り、(他の場所を訪れることなく)家からここに来た」と付け加えた。

その後、60代の男性が診療所に立ち寄った。12分で検査を終えて出てきたが、男性は「昨日、米国テキサス州から入国した」とし、「保健所から案内されて、検査を受けに来た」と述べた。

海外からの入国者は概ね満足している様子だった。午後4時頃に訪れたB氏(66)は「前日、ミャンマーから帰国し、空港からも案内があった。今日の午後に(総合運動場)選別診療所で検診ができるようになるとテレビを通じて知り、ここに来た」とし、「元々は、(近くの)ドライブスルー診療所で検査を受けるつもりだったが、ウォーキングスルーもスムーズで良かった」と語った。

一部では、不快感や懸念を訴える人もいた。中国からこの日に入国したというC氏(47)は「住んでいるところが龍山区なのに、ここまで来なければならないのだろうか。これからバスに乗ってここを訪れる人もいるのに、感染拡大にならないか心配だ」と話した。

松坡区など近隣住民が、感染拡大の可能性もあるため、診療所の設置に対して懸念する声もあったが、この日に診療所の周りで抗議をしたりする住民の姿は確認されなかった。

この日の午後4時時点で、韓国大統領府の国民請願掲示板には、総合運動場ウォーキングスルー選別診療所に反対する請願に同意をした人は、7000人近くになった。

この請願者は、「空港近くには広い場所もあるのに、あえて(空港から)1時間もかかるアパートや住宅密集地域に設置するのは、蚕室・松坡・江南さらにソウル市と首都圏に感染を拡大させることになる」と主張した。

パク・ユミ課長は、このような懸念について、「検査したという情報をすぐに(管轄)保健所に知らせれば、即自己隔離に入ることになる」とし、「検疫所でアプリケーション(アプリ)のインストールをして分かるようになっており、自己隔離通知書をアプリで受け取り、位置把握できるので、離脱することはないだろう」と明らかにした。

なお、ソウル市によると、海外から入国したソウル市内の居住者は、発熱チェック後に症状があるとき、仁川空港選別診療所で検査を受ける。症状が無い者は、家に帰る前に蚕室総合運動場に設けられた海外入国者専用のウォーキングスルーまたは該当の保健所選別診療所で診断検査を受けることになっている。

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