「韓国の積極的な戦略が奏効…世界保健総会で基調発言を要請」=WHO

「韓国の積極的な戦略が奏効…世界保健総会で基調発言を要請」=WHO

「韓国の積極的な戦略が奏効…世界保健総会で基調発言を要請」=WHO(提供:韓国大統領府)

世界保健機関(WHO)は6日、新型コロナウイルスの事態と関連して、韓国の文在寅大統領に世界保健総会にアジア代表として基調発言をしてほしいと要請した。文大統領は招待に感謝の意を表明した。

文大統領はこの日午後4時から25分の間、テドロス・アダノム・ゲブレイェソス・WHO事務総長と電話をしたとカン・ミンソク・大統領府報道官が書面で伝えた。新型コロナウイルス関連の各国首脳および国際機関トップとの電話会談は、これで18回目になる。

テドロス事務総長は、「電話会談を要請したのは、大統領が新型コロナウイルスの事態に発揮したリーダーシップを高く評価するためのもの」とし、「昨日、韓国内における感染者が最も減少したという嬉しい報告を受けたが、今後は韓国の状況が好転するものと思われる。積極的な検査と診断、感染者の経路追跡など韓国の包括的戦略が功を奏している」と評価した。

続けて「大統領が世界中の首脳にも韓国のこのような包括的なアプローチが共有されるよう促してもらえれば良いだろう」とし、「大統領が直接声を上げることが重要であり、その場合、各国においても積極的に経験を共有するだろう」と述べた。

これに対して文大統領は、「韓国政府は一貫して開放性、透明性、民主性の3大原則に基づいて対応しており、WHOの勧告に基づいて人的、物的移動の不必要な制限を最小化している」とし、「事務総長をはじめ、WHOより私たちの防疫能力と公衆衛生措置を高く評価してもらい、信頼してくださることに感謝する」と答えた。

続けて「最近は20人前後の国家首脳と電話会談を行い、新型コロナウイルスへの対応策を協議した」とし、「各国から要求されている防疫ノウハウと防疫物品について、都合がつき次第積極的に支援していく」と述べた。

文統領は「前例のないグローバル保健危機の状況で、WHOの役割がより重要になっている」とし、「国際団結を通じた積極的な対応で、新型コロナウイルスを抑えるために、主導的な役割果たしてほしい」と依頼した。

特に「WHOが『戦略的な対応計画』を策定して、保健システムが進んでいない国を支援し、各種保健イニシアチブを通じて、国際社会の連帯を牽引していることを高く評価する」とし、「韓国政府はWHOだけでなく、国連主導の新型コロナウイルス対応プログラムなどにも寄与する計画だ」と語った。

WHOは、新型コロナウイルスと関連した国際社会の迅速な調整と支援のための戦略的な対応計画を2月5日に発表し、今月1日時点で6億7700万ドル(約738億円)を準備した。

テドロス事務総長は、「20か国の首脳と電話会談をしたと聞き、大統領のリーダーシップに感謝する。大変重要なことをしている」とし、「国際社会で尊敬されている大統領の発言に私の秘書室長以下のWHO同僚たちも耳を傾けている」と述べた。

テドロス事務総長は、「特別な提案をしたい」とし、「一つはサハラ以南のアフリカ諸国に対する診断キットなど防疫物品の現物支援に関心を示してもらいたく、もう一つは5月にビデオ会議で開催される世界保健総会(WHA)にアジア代表として基調発言をしてもらいたい」と話した。WHAはWHOの最高議決機関である。

彼は「現在、ドイツのメルケル首相とシリル・ラマポーサ・南アフリカ共和国大統領がヨーロッパとアフリカを代表して発言することになっている」とし、「各国が、韓国における新型コロナウイルスの対応経験を共有する良い機会になるだろう」と説明した。

これについて文大統領は、「招待してくださり感謝する」とし、「康京和外相などの外交チャンネルを通じて具体的に協議していく」と答えた。

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