再び出た「朝鮮半島平和プロセス」…文大統領、与党の圧勝を背景に=韓国

再び出た「朝鮮半島平和プロセス」…文大統領、与党の圧勝を背景に=韓国

韓国与党が圧勝したことにより、文在寅大統領は残りの任期で「朝鮮半島平和プロセス」政策を推進するのに勢いづくものとみられる(提供:news1)

韓国の与党“共に民主党”が今回の国会議員選挙で圧勝したことにより、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は残りの任期で「朝鮮半島平和プロセス」政策を推進するのに勢いづくものとみられる。

文在寅政府の“中間評価”として実施された今回の総選挙で与党が圧勝したことにより、文大統領の対北政策の基調も再信任されたとみることができるためである。

2019年の米朝首脳会談(ハノイ ノーディール)以降、米朝関係が膠着している中、文大統領は南北関係の改善によって突破口を見いだすための試みに出るという予想が出始めている。

文大統領は去る1月7日の新年の辞で「戦争不用、相互安全保障、共同繁栄という朝鮮半島平和のための3つの原則を守っていくために国際的な解決が必要だが、南(韓国)と北(北朝鮮)間の協力によりできることもある」とし、米朝対話とは別途に南北対話の窓口を開いていくという意思をみせた。

このような文大統領の対北政策は、与党民主党180議席の獲得により国会からの支援も十分うけることができるものとみられる。対北政策の関連法案や予算が国会に提出された場合、今までの国会のときよりもかなり容易に通過させることができるためである。

韓国統一部の副報道官は「新たな国会が構成されれば政府は対北政策を推し進めていく過程で国会と緊密に協力していく」と語った。

北朝鮮も文在寅政府の政策に応じる可能性があるという見方も出ている。北朝鮮が対話の優先順位として最優先においていたドナルド・トランプ米国大統領は、米国大統領選挙を控えているので北朝鮮との対話に出る可能性が低いものと予想されている。

また、新型コロナで中国と北朝鮮間の国境が封鎖され、北朝鮮は深刻な経済難に陥っていることも韓国との対話に応じる根拠としてあげられている。

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