「カルフォルニア昨年コロナ流行説」に証拠ない

「カルフォルニア昨年コロナ流行説」に証拠ない

「カルフォルニア昨年コロナ流行説」に証拠ない(提供:news1)

アメリカのカリフォルニアで、昨年秋頃、既に新型コロナウイルス感染症が発病したという仮説について、科学的な証拠がないという研究結果が発表された。

25日、ウォールストリートジャーナル(WSJ)の報道によると、アメリカで、昨年サンフランシスコのベイエリアでは既にコロナウイルスが存在していた可能性があるという仮説が提起された。

このため多くの住民がコロナウイルスの抗体を持っており、カリフォルニアでは感染者が少なかったという説明だ。 これは封じ込めなど「ソーシャルディスタンス」を置く対策が不要だという主張を裏付けるのに利用された。

伝染病専門家であるカリフォルニア州立大学のチャールズ・チウ教授は、「科学的な証拠がない」と明らかにした。 集団免疫ができるほど十分な感染者数もいなかった。

ウイルスはより多くの人を感染させることで、原形から変異が生じる。 チウ教授は、コロナウイルスが新たに流入したのか、あるいは社会の中で循環したのかを把握するために、地域感染事例のゲノムを調査し、1月にはアメリカで初めて報告された事例と一致することを確認した。 現在、同論文では検討を進めている。

研究陣はコロナウイルスの早期拡散を調査するため1月1日から2月26日まで、症状はあるが一般的な呼吸器ウイルスに陰性と判定された患者2888人を検査した結果、2人だけが陽性反応を見せたと話した。

同様な主張をする研究者もいるが、サンフランシスコ内の多くの人々は初期発病仮説を信じていると、ウォールストリートジャーナルは伝えた。

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