「銅像の国」元大統領、屈辱パフォーマンス=日本の中曽根首相から経済協力を導きソウル五輪と韓国の高度成長を指揮した人物

「銅像の国」元大統領、屈辱パフォーマンス=日本の中曽根首相から経済協力を導きソウル五輪と韓国の高度成長を指揮した人物

27日、韓国光州の裁判所の前で全斗煥氏のひざまづいた銅像を叩く市民(提供:news1)

韓国で1980年に“クァンジュ(光州)民主化運動(5・18民主化運動、光州事件)”が起こった当時、その前年末にクーデターによって軍部を掌握したチョン・ドゥファン(全斗煥)将軍による戒厳軍と光州市を中心とした民衆との間に衝突があった。

その後、大統領になった全氏は日本の中曽根首相から経済協力を導き、ソウル五輪を誘致し韓国の高度成長を指揮した。退任後は文民政府の時に起訴され、死刑宣告を受けてから赦免された。

今回、光州事件の当時、戒厳軍のヘリコプターから射撃を行なったと証言していた故チョ・ビオ神父に対する死者名誉棄損の容疑で起訴されている全氏は裁判の出席のために1年ぶりに光州を訪れた。“ヘリコプター射撃”については強く否定し、この“5・18虐殺”に対しても何の“謝罪”もなかった。

全氏は判事の“告訴の事実を認めるか”という質問に「私が知る限り、当時ヘリコプターから射撃したという事実はないものと存じている」と答えた。

全氏は、この裁判の進行中、居眠りしている姿がみられるなど、不誠実な態度であった。

全氏は2017年4月に出版した回顧録で5・18民主化運動当時、ヘリコプターからの射撃を目撃したと証言していた故チョ・ビオ神父に対して「仮面をかぶったサタン、破廉恥なうそつき」と表現したことで、死者名誉棄損の容疑で起訴されている。

関連記事(外部サイト)

×