中国外務省「コロナの発生地が中国?…性急な結論」欧米からの主張を回避

中国外務省「コロナの発生地が中国?…性急な結論」欧米からの主張を回避

中国外務省の耿爽報道官(提供:news1)

米国・ヨーロッパなどの国々は新型コロナウイルス感染症による莫大な経済的損失を被ったとしてウイルス発生地と推定されている中国に損害賠償を主張していることについて、中国外務省は性急な結論であると一線をひいた。

27日、中国共産党中央委員会の機関紙によるメディア“人民網”の報道によると、中国外務省の耿爽報道官はこの日の記者会見で「国際社会に発表された新型コロナ関連の研究はまだ初期の段階であるため、今は新型コロナの発生地を結論付けるのは性急なことである」と主張した。

耿爽報道官「ウイルスの発生地を探し出すには科学的な分析が必要である」とし「多くの科学者とウイルスの専門家たちが生物学的情報と根拠を集め、論証してこそ明確な答えが出てくる」と強調した。

この報道官が“科学”を強調したのには“中国責任論”を唱えつづけ損害賠償を要求している米国・ヨーロッパなどを意識したものとみられる。

耿爽報道官はまた「現在、世界各国で新型コロナの発生地に関する研究が進められているが、推測と仮説だけが飛び交っているだけで明確な答えは出ていない」とし「今、人類がするべきことはお互いに非難し責任をなすりつけるのではなく、ウイルスの再登場を防ぐことである」と語った。

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