北朝鮮は本当に“ビラ”に敏感なのか?…南北関係転換の“名分”ということか

北朝鮮は本当に“ビラ”に敏感なのか?…南北関係転換の“名分”ということか

北朝鮮は連日、対北ビラ散布問題を、南北関係全般の核心的内容として浮かび上がらせている(提供:news1)

北朝鮮は連日、北朝鮮に向けたビラ散布問題を、南北関係全般の核心的内容として浮かび上がらせている。まるでこの問題が南北関係全体の行方を決める事案だというような態度をとっている。

北朝鮮は5日夜、奇襲的に統一戦線部の報道官の名で談話を発表した。これは、この前日にキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長の談話が伝えられ、その延長線上でなされた談話である。

これら一連の北朝鮮の談話内容は、脱北者たちを中心にした団体により北朝鮮に向けて(非難の)ビラを散布した問題に対して、これをやめさせない韓国政府を批判し、南北関係に支障が起こると警告したものである。

しかし、過去から幾度となく団体によるこのようなビラ散布は行なわれてきた。

北朝鮮のこのような主張は、北朝鮮がこのことを通して南北関係を“揺らす”という意図をもっているとの見方もある。露骨に南北関係に波風を立てるという意図があるということを意味している。

また、北朝鮮は新たな対南戦略を立てたという見方も出ている。北朝鮮は今回、統一戦線部の談話で初めてキム第1副部長が「対南事業を総括している」ことを明らかにした。このことは、北朝鮮内で対南事業に対する転換がなされた可能性を示唆しているということである。

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