金与正による強力な“対南挑発”…その理由は?

金与正による強力な“対南挑発”…その理由は?

「金正恩より金与正がもっと危険かもしれない」(提供:news1)

「金正恩より金与正がもっと危険かもしれない」

北朝鮮のケソン(開城)連絡事務所の“爆破挑発”を見た対北専門家の論評である。なぜこのような推測が出たのか。

キム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長が“爆破挑発”のような強力な対南(対韓国)圧力に出た理由は、次期後継者としての足場固めのための本格的な行動ではないかという分析が出ている。

過去 キム・ジョンウン(金正恩)国務委員長が後継者教育を受けた2010年にも北朝鮮は、チョナン(天安)艦爆沈とヨンピョンド(延坪島)砲撃など、強力な挑発を強行した。キム第1副部長の今回の挑発も一種の後継者教育だという指摘である。

ここに兄のキム国務委員長より確実で鮮明なイメージを対内外に知らしめるために、以前にはみられなかった新たな強い挑発を敢行するというシナリオである。

各種の対南圧力を続けるキム第1副部長の姿は、2010年当時 天安艦爆沈と延坪島砲撃を敢行したキム国務委員長の姿と似ている。キム・ジョンイル(金正日)総書記が脳卒中で倒れたのち、キム国務委員長は着実に後継者教育を受けていた。

軍の掌握力を高め業績を積み重ねて、自然に第1人者としての位置につくために、挑発を敢行したという見方も出ている。

対南対決の局面でリーダーシップを発揮し、果敢な挑発で国内外に北朝鮮を代表する指導者として認められようとした当時のキム国務委員長と今のキム第1副部長には相通じるところがあるということである。

またワシントンポストは、キム第1副部長が後継者教育を受けているのは、キム国務委員長の健康悪化が原因であるという見方を報じている。

関連記事(外部サイト)

×