「終息」の代わりに「被害最小化」…韓国の防疫当局はなぜこのような選択をしたのか?

「終息」の代わりに「被害最小化」…韓国の防疫当局はなぜこのような選択をしたのか?

韓国の防疫当局は新型コロナが容易に終息しないことを明らかにした(提供:news1)

韓国の防疫当局は新型コロナウイルス感染症が容易に終息しないことを明らかにし、長期戦に入ることを公式化した。防疫戦略も“終息”の代わりに“伝播最小化”へと旋回する様子である。

今日(23日)韓国中央防疫対策本部によると、前日0時基準で新型コロナによる新規感染者は17人である。しかしここ2週間をみると、一日平均感染者数が44.6人となり依然として高い数値である。

現在、疫学調査より伝播速度が顕著に速いことに加えて、最近の感染者数も増減を繰り返している状況のため、この日の新規感染者数が再び増える可能性も排除できない。

このため防疫当局もこのような傾向が反復するものと説明し、事実上 長期戦に入ることを明らかにした。

韓国中央防疫対策本部のチョン・ウンギョン(鄭銀敬)本部長は前日の定例会見で「このような流行は繰り返されながら進んでいくものと予想される」とし「そのため長期戦に備えなければならず、環境が悪くなる秋と冬には、流行の程度がより一層拡大する可能性があるとみている」と語った。

韓国の防疫当局の戦略も“被害最小化戦略”に移動している。チョン本部長は「我々の目標はワクチンなど根本的な解決方案ができるまで、医療体系、防疫体系、社会システムが、対処可能な水準で発生規模と速度を抑制し統制しながら被害を最小化することだ」と語っている。

実際 中央臨床委員会が海外事例に言及し、新型コロナによる無症状患者が感染者より10倍多いという分析をそのまま適応させると、韓国の新型コロナ感染者は実に12万人に達することとなる。これは当分の間、終息は難しいという意味である。

強化された防疫守則をもとめることも、このような大流行との長期戦のためだという解釈が可能となる。

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