“金与正”主導の対南軍事行動、“金正恩”が抑えた…“絶妙な”役割分担

“金与正”主導の対南軍事行動、“金正恩”が抑えた…“絶妙な”役割分担

北朝鮮の金与正朝鮮労働党第1副部長が主導してきた対南軍事行動に対して、金正恩国務委員長がブレーキをかけた(提供:news1)

北朝鮮のキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長が主導してきた対南(対韓国)軍事行動に対して、キム・ジョンウン(金正恩)国務委員長がブレーキをかけた。

キム委員長の妹でありナンバー2であるキム第1副部長が“悪役”とするならば、キム委員長は“善玉”となって各自が役割分担をするという戦略で、朝鮮半島の緊張のレベルを調節するという意図があると読むことができる。

今日(24日)北朝鮮労働党機関紙“労働新聞”によると、キム委員長は去る23日に労働党中央軍事委員会予備会議を主宰し、対南軍事行動計画を保留した。

最近 朝鮮半島内の危機造成の役割を担ってきたのはキム第1副部長である。去る20日間 対南事業をすべて総括してきたキム第1副部長は、強硬な対南政策とそれによる実行力をみせ、事実上 対外的に“悪役”を演じてきた。

しかしこの日ナンバー1であるキム委員長が突如登場し、破局へと向かっている南北関係に風穴をあけた。“善玉”を演じているキム委員長は、対南軍事行動まで抑えることで、朝鮮半島の緊張局面を解消したことになる。

もしこの会議で、対南軍事行動に対する“保留”ではなく“承認”がなされたなら、今後に発生する事の責任者はキム委員長となる。このようなことから今後 キム委員長が直接出てきて対南および対米協議ができる余地を残すために、今回の強硬対南政策には出てこなかったものとみられる。

このような北朝鮮の役割分担に対して韓国政府もあらかじめその状況を注視していた。すでに今年の初めからこのような役割分担が様々確認されていたためである。

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