米朝の“一進一退の駆け引き”…まずは8月の“米韓合同軍事訓練”が注目される

米朝の“一進一退の駆け引き”…まずは8月の“米韓合同軍事訓練”が注目される

北朝鮮は、米国に対話再開の先決条件として“対北敵対視政策の撤回”を示したことで、協議再開の“ボール”が再び米国に渡った(提供:news1)

北朝鮮は、米国に対話再開の先決条件として“対北敵対視政策の撤回”を示したことで、協議再開の“ボール”が再び米国に渡ったが、まずは8月の米韓合同軍事訓練が注目されることとなった。

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長の妹であるキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長は10日の談話で「“非核化措置”対“制裁解除”という、今までの朝米(米朝)協議の基本テーマが、これからは“敵対視撤回”対“朝米協議再開”という枠組みに直さなければならないと考える」という立場を伝えた。

北朝鮮は、2018年からの米朝協議の枠組みでは対話を再開するのを望まないということを明白にしたということで、具体的な案件をもって協議をするための対話を考える時ではなく、まず対話再開自体のために米国が敵対政策を撤回すべきだということを強調したということである。

このような北朝鮮の態度は、最近米国側が、スティーブン・ビーガン国務省副長官兼対北政策特別代表、ドナルド・トランプ大統領、マイク・ポンペオ国務長官の順で、連日 米朝首脳会談を含めた対話メッセージを出したことに対して答えたものとみられる。米国が「北朝鮮が動かねばならない」というメッセージを出したのに対し、北朝鮮が「動くべきは米国だ」と応酬したかたちとなった。

北朝鮮が主張する米国の“対北敵対視”とは、米韓合同軍事訓練、在韓米軍問題、対北政策行政命令、北朝鮮人権実態解決への主張、最悪の人身売買国家指定、テロ支援国指定などとみられる。

このうち、時期からみて来月8日に開かれる可能性の高い“米韓合同軍事訓練”開催が、北朝鮮が米国の真意を判断する最初の“判断材料”となるものとみられる。

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