国連食糧農業機関「北、コロナによる食糧難が深刻」…「人道的支援が必要」

国連食糧農業機関「北、コロナによる食糧難が深刻」…「人道的支援が必要」

国連食糧農業機関は、新型コロナによる影響で、北朝鮮の食糧難が一層深刻になるものとみている(提供:news1)

国連食糧農業機関(FAO)は、今年 新型コロナウイルス感染症による影響で、北朝鮮の食糧難が一層深刻になるものとみている。

米国政府が運営する国営放送であるボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、FAOは去る17日に改定した“北朝鮮、新型コロナ人道的対応”報告書で、今年の年末まで北朝鮮の住民67万6000人を支援するために1345万ドルが必要だと伝えた。

FAOによる北朝鮮への予算は、去る4月に発表した1000万ドルより35%ほど増加した。支援対象人数も51万3000人より15万人ほど増加している。慢性的な食糧難に陥っている北朝鮮の食糧安保状況が、新型コロナにより一層不確実なものとなったとVOAは説明した。

去る1月に新型コロナ拡散を防ぐために国境を封鎖した北朝鮮は、4月初めから中国の丹東と北朝鮮のシニジュ(新義州)の国境交易を段階・制限的に緩和した。

しかしFAOは報告書で、依然として北朝鮮は国境および海岸地域で厳格な封鎖を維持していて、周辺国の発病事態が北朝鮮の食糧安保をより不確実で脆弱にしていると指摘した。また繰り返される干ばつと洪水の時期も、北朝鮮の住民たちの生計に悪影響を及ぼす要素の一つである。

FAOは、北朝鮮と中国国境が正常化するまでには時間がかかるとして、新型コロナが各国および地域内の食糧農業体系に及ぼす影響を調査した結果、北朝鮮は農業輸入に影響を受ける程度が“重症”と分類されたと伝えた。

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