韓国、マスクの次はフィルター不足=「幼虫入り水道水」への不安が拡大

韓国、マスクの次はフィルター不足=「幼虫入り水道水」への不安が拡大

韓国で幼虫入り水道水の苦情が止まらない。国民の不安が拡大する中、水道の蛇口、シャワー器、浄水器フィルターに関する問い合わせも急増している。(提供:news1)

韓国で幼虫入り水道水の苦情が止まらない。インチョン(仁川)を越えソウル、プサン(釜山)、キョンギ(京畿)などで続出するなど国民の不安が拡大する中、水道の蛇口、シャワー器、浄水器フィルターに関する問い合わせも急増している。

新型コロナウイルス感染症の初期に“マスク不足”が起こった2月から3月のように、夏には“フィルター不足”が起こるのではないかという不安の声もすでに上がっている。

21日、各市・道の地方自治体によると、インチョンをはじめソウル、プサン、キョンギ、チュンチョン(忠清)などで水道水から幼虫が発見されたという苦情が相次いでいる。

最初の苦情は今月9日にインチョン西区のワンギルトンにあるヴィラから出た。インチョン市上水道事業本部の職員が現場から確認した事例で、以後キョンギのシフン(始興)・ファソン(華城)市(16日)、パジュ(坡州)市(19日)、ソウル中区・チュンブク(忠北)チョンジュ(清州)市(19日)、プサン(20日)など全国で苦情が相次いでいる。

現在まで正確な原因は判明していない。インチョン市の場合、幼虫が活性炭の濾過池から発生した可能性が高いと見ているが、正確な原因の発表にはまだ慎重な姿勢を見せている。

ソウル市はまた、「現在の段階では水道水から幼虫が出たと判断するには早い状況」とし、正確な原因の調査に乗り出した。

水道水から虫が発見されたという苦情が全国に拡大し、政府もまた困惑している様子だ。

政府は同日、中間点検結果を示した後、浄水場の点検を全国に拡大して施行する方針だ。まず現在まで点検した全国の浄水場44か所に対する点検結果を発表した後、全国484か所の浄水場に対する緊急点検を推進する計画だ。

このようにまだ正確な原因や発表がなされていない中、市民の不安は極に達している。この不安は、水道水の濾過フィルターをはじめとしたシャワー器・水道用品の消費にそのままつながっていく。

大型スーパーのホームプラスによると、今月13日から19日までの1週間にフィルターシャワー器、厨房シンクヘッド、サビ除去シャワー器などシャワー・水道用品の売り上げが前年同期に比べ48%増加した。

特にインチョン地域での販売は265%とめざましく、キョンギ地域も67%の販売増加率を記録した。同期間の生水の販売も大きく増加した。

インチョン地域のイーマートも水道用品の売り上げが前年同期に比べ987.6%急増し、ネット通販大手の「ウィメプ」も同期間のシャワー器フィルター販売量が1716%と大きく増加した。

また浄水器関連の問い合わせも大きく増加した。「浄水器フィルターが幼虫を濾過できるのか」、「浄水器フィルターを頻繁に交換しなければいけないのか」といった問い合わせがある。業界は定められた交換時期を守っていれば安全だと案内している状況だ。

ただ、マスク不足のときのようなシャワー・水道用品の品薄、買い占め、価格高騰などはまだ見られていない。

ホームプラスは21日から全国140か所の店舗とネット通販で生水、フィルターシャワー器などを割引販売し、物量も大幅に増やす方針だ。

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