三菱重工業・元徴用工の孫「名誉回復することを期待」=韓国光州

三菱重工業・元徴用工の孫「名誉回復することを期待」=韓国光州

三菱重工業・元徴用工の孫「名誉回復することを期待」=韓国光州(提供:news1)

「生涯苦労だけして亡くなった祖父の名誉が回復されることを期待します」

日本植民地下の強制労働被害者が、「戦犯企業」三菱重工業を相手に提起した損害賠償訴訟が始まった23日、故キム・クムチョン氏の孫であるキム・ソンウォン氏(37)は、クァンジュ(光州)地裁で「お金(賠償金)は重要なものではない」とこのように明らかにした。

ナジュ(羅州)で生まれた故キム・クムチョン氏は、1943年2月に日本に連れて行かれ、三菱重工業名古屋航空機製作所で飛行機エンジンの製作に動員された。1945年10月に帰国し、2012年9月に逝去した。

孫のキム・ソンウォン氏は「徴用に連れて行かれた後、祖父は耳が遠くなり、指も一本失った」とし「(帰国した後)適当な職業がなく、家族が苦労をたくさんした。父はまだ日本の話が出れば、歯噛みをする」と語った。

続けて「当事者らはもういないが、私だけでなく、多くの子孫が残っている」とし「弁護士と遺族が力を合わせて一緒に乗り越えていけば、必ず良い結果があると思う」と語った。

これに先立ち、「勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会」と「民主社会のための弁護士会クァンジュ(光州)チョンナム(全南)支部」は昨年4月29日、三菱鉱業(現三菱マテリアル)、三菱重工業、住友石炭鉱業(現住石ホールディングス)など9社の戦犯企業を相手に集団損害賠償訴訟を提起した。

当時の被害生存者3人(現在2人)を含めて、54人が原告として参加した。

この日の裁判は、三菱側が期日の3日前に電撃的に訴訟代理人を選任し、集団損害賠償訴訟の中で、初めて開かれることになった。

次の公判は11月13日午後2時に予定されている。

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