北に戻った脱北者=北朝鮮では新型コロナ「都市封鎖」、韓国では再越境「長官叱咤」

北に戻った脱北者=北朝鮮では新型コロナ「都市封鎖」、韓国では再越境「長官叱咤」

韓国の国防委、脱北者の再越境をめぐり軍警戒態勢のおろそかさを叱咤(提供:news1)

韓国国会の国防委員会が28日午前に全体会議を開く。国防部(防衛省に相当)などの業務報告が予定されたこの日の全体会議では、最近の接境地での警戒失敗に対するチョン・ギョンドゥ(鄭景斗)国防部長官の責任論が提議される見通しだ。

北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は今月26日、キム・ジョンウン(金正恩)国務委員長の主催下で党中央委員会政治局の非常拡大会議が開かれた事実を報道し、「ケソン(開城)市で新型コロナウイルス感染症に感染したと疑われる脱北逃走者が3年ぶりに不法に軍事境界線を越え、7月19日に北朝鮮に戻る事件が発生した」と伝えた。

韓国政府も脱北者の再越境が事実である可能性が高いものとみており、軍当局者は同日午前、具体的な越境経路をカンファド(江華島)一帯に特定した。

これにより、業務報告のために予定されたこの日の全体会議では、国防部の警戒のおろそかさを叱責する批判が出るものとみられる。

これに先立ち、パク・ジュニョン未来統合党スポークスマンは論評を通じ、「脱北者が北朝鮮に入る前に、越境したようだという知人の申告があったにもかかわらず、警察と軍当局はこれをきちんと把握すらできていなかった」と指摘した。

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