中国、コロナ以降の習主席の訪問国に「“中立的”な韓国を選んだ」…「日本と対照的」=香港メディア

中国、コロナ以降の習主席の訪問国に「“中立的”な韓国を選んだ」…「日本と対照的」=香港メディア

韓国釜山で22日に会談をもったソ・フン韓国大統領府国家安保室長と楊潔チ 中国共産党外交担当政治局委員(提供:news1)

中韓両国が習近平中国国家主席の訪韓を早期実現することで合意したことについて、中国が米中間で“中立的”な立場をとっている韓国を選んだと、専門家は分析している。

中国の専門家たちは「習主席が新型コロナウイルス感染症事態以降の最初の訪問国として、韓国を優先的に考慮している」という点に注目していると、香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)が23日報道した。

中国の成暁河 人民大学国際学部教授は「習主席が新型コロナ以降の最初の訪問国に韓国を選んだことは、意味のあることだ」とし「米中の狭間にいる韓国の微妙な立場と同時に、中韓関係が回復していることを表している」と評価した。

SCMPは両国関係について「パク・クネ(朴槿恵)前大統領当は、サード(THAAD:終末高高度防衛ミサイル)配置を許可したことで中国を怒らせてしまったが、2017年のムン・ジェイン(文在寅)大統領の就任以降には大きく改善された」と伝えた。

成教授は、習主席が韓国を選んだ主要な要因として、両国が新型コロナへの対応で協力し、米中摩擦の中でも韓国が“中立的な”態度を維持していることをあげた。

つづけて「中国政府は、米国の同盟国である韓国が米中関係の悪化の中で適切なバランスをとることが外交的に難しいことだという点を、理解している」とし「中国としては、韓国が“中立的な”立場を維持していることだけでも“十分だ”と考えている」と説明した。

SCMPはその対照的な例として日本をあげた。当初 習主席は今年初めに日本を訪問する予定であったが、新型コロナ事態でキャンセルとなり、その後 日本は香港国家保安法の導入などにおいて中国を公開批判したことによって、習主席の訪日は無期延期となっている。

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