中国「コロナワクチンを東南アジアに優先して提供」…専門家「米国に立ち向かうため」

中国「コロナワクチンを東南アジアに優先して提供」…専門家「米国に立ち向かうため」

中国は自国の新型コロナワクチンを東南アジアの国々に優先的に提供することを明らかにした(画像提供:wowkorea.jp)

中国は自国の新型コロナウイルス感染症ワクチンを東南アジアの国々に優先的に提供することを明らかにした。これは中国が米国に立ち向かうために、東南アジアの国々を引き入れるための戦略だと、専門家たちは分析している。

李克強中国首相は24日、北京で開かれた第3回 瀾滄江・メコン指導者会議に参席し、先のように語った。この会議は中国とメコン川の流れるミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムなど東南アジア6か国が属している。

李首相は「中国はこれらの国々が新型コロナを勝ち抜くために医療物品および技術支援をするなど、物心両面で積極的に協力する」と語った。

李首相はまた「中国が新型コロナワクチンを市販したなら、東南アジアの国々にまず提供する」と強調した。

中国は今年12月に新型コロナワクチンを市販する予定である。このワクチンを自国民に対して接種したのち、来年の中ごろにまず東南アジアの国々に提供するという意味である。

このことは、米中摩擦が激化する中、南シナ海の領有権問題で葛藤している東南アジアの国々と緊密な関係を築くというシグナルであるとみられる。

中国政府による今回の東南アジアへの協力は、東シナ海問題に対する米国の介入を防ぐための努力の一環とみられると、専門家たちは分析している。

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