韓国で日常化した猛暑・集中豪雨…チョン首相、木曜対話で異常気象対応を議論

韓国で日常化した猛暑・集中豪雨…チョン首相、木曜対話で異常気象対応を議論

日常化した猛暑・集中豪雨…チョン首相、木曜対話で異常気象対応を議論(提供:news1)

チョン・セギュン首相は3日午後、ソウルチョンノ(鍾路)区首相公館で「気候変動、どのように適応すべきか」をテーマに第17回木曜対話を開催した。

今年はシベリアの異常高温、中国南部地方の洪水など、世界的に異常気象現象が発生する中で、韓国も歴代最長の梅雨と局地集中豪雨により全国で莫大な人命・財産被害が発生した。

今年の梅雨は歴代最長期間である54日間で、豪雨による人命被害は死亡38人、行方不明4人、負傷8人である。施設被害も4万9,321件に達している。

これに今回の木曜対話では、気象・気候と健康・防災の専門家と異常気象に対応して、国民の健康と財産被害を最小限に抑えるための方案を議論した。

チョン首相をはじめ、チョ・チョノ前国立気象科学院長、イ・ドングン韓国気候変動学会長、ユン・ジェヨン韓国環境政策・評価研究院長、ぺ・ドッキョ世宗大学総長、チョン・ヘグァン成均館大学社会医学教室教授、パク・ムジョン韓国防災学会長、チョ・ミョンレ環境部(環境省に相当)長官、キム・ジョンソク気象庁長など9人が参加した。

チョ・チョノ前国立気象科学院長は「気候の危機、巨大な加速から大胆な転換に」というタイトルの発表を通じて、洪水・極限干ばつ・猛暑など異常気象の実態と原因を調べて、今後の気候変動の影響を予測した。

チョ前院長は現在のペースで温室効果ガスが排出されると、気温は更に上昇して極端な気候現象も深刻になるだろう」とし「水不足、干ばつ、食糧不足、生物多様性崩壊、海面上昇など、私たちの生存基盤が崩れ、社会全般に大きな影響を与える」と予想した。

また、今後数十年間気候変動の影響が残存すると予想されるとして適応の重要性を強調した。

続いて集中豪雨等に備えるための防災対策、猛暑と新型感染症発生に伴う保健対策など部門別対策の強化に加え、全国民が一緒に気候変動に適応していくための認識の拡散と教育の必要性を主張した。

チョン首相は、「気候変動による被害を減らすと同時に、気候変動をチャンスとして活用することが重要である」とし「風水害の予防、農水産業や生態系の保護などの気候変動適応関連技術の開発と産業の育成を通じて適応能力を高めなければならない」と強調した。

また、「気候変動が一人暮らしの高齢者・狭い箱部屋の住民・屋外労働者のような脆弱層と常習浸水地域・地すべり危険地域など脆弱地域の居住者に、より大きなリスク要因として作用しうる」とし、気候変動に対する脆弱層のための支援対策を早急に用意することを要請した。

また、「過去の台風8号、それに続く台風9号により、チェジュ(済州)島と南海岸地域で大きな被害が発生して非常に残念だ」とし「被害復旧に総力を尽くして台風被害を最小限に抑えるため、先制的に施設の管理と防災能力強化にも最善を尽くしたい」とした。

今回の木曜対話は首相室のフェイスブックやKTV YouTubeで生中継された

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