米国が中国を“WTOに引き入れたのに”…今や中国が「主人の振舞い」

米国が中国を“WTOに引き入れたのに”…今や中国が「主人の振舞い」

世界貿易機構(WTO)本部(画像提供:wowkorea)

米国は、中国と格別な関係にあるナイジェリア出身の世界貿易機構(WTO)事務局長候補を拒否した。米国はナイジェリアのヌコジ・オコンジョイウェアラ候補ではなく、韓国のユ・ミョンヒ(兪明希)候補を支持すると発表したが、オコンジョイウェアラ候補はヨーロッパ連合(EU)と中国などが支持しているため、当選が無難な状況である。

米国はWTO創設の主役であったが、今のWTO内では米国より中国の発言力が強くなってきている。皮肉にも中国をWTOに引き入れた張本人は米国である。しかし 今は 米国が疎外されているのに対して、中国は主人の振舞いをしているようである。

約20年前 資本主義経済の「未熟児」であった中国が、WTOに加入するように助けた米国であったが、今や 状況が逆転し 米国は「欲張りだ」という批判を受けるようになった。

結局 ドナルド・トランプ行政府は中国に対して貿易戦争を宣言し、何年にもわたって争っている。米国は、WTOはもちろん 世界保健機構(WHO)まで「中国寄り」だと非難し、国際機構に対する不信感を露わにしている。

それでも中国の影響力を抑えることができず、中国から最も多くの援助を受けているナイジェリア出身の候補がWTOのトップになる可能性が高くなっている。

そして トランプ行政府になってから「米国第一」を叫んでいることでWTOから疎外されているのに対して、中国は主人の振舞いをしている。

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