アメリカと「長期戦」準備?…北朝鮮の対米交渉の行方は?

アメリカと「長期戦」準備?…北朝鮮の対米交渉の行方は?

アメリカと「長期戦」準備? …北朝鮮の対米交渉の行方は? (画像提供:wowkorea)

アメリカ大統領選挙投票結果により、北朝鮮が今後どのように対米外交を展開していくのか、4日が注目される。公には特にメッセージは出していないが、結果を注視しているとみられる。

北朝鮮が米朝対話について直接的なメッセージを出したのは、今年7月10日、キム・ヨジョン労働党第一部部長が「今年米朝首脳会談は、米国側に必要であっても、私たちには全く無益なものだ」と述べたのが最後だ。

米朝会談についての北朝鮮の懐疑的な立場は、今年半ばから外務省の談話を通して何回かみられた。

その後「10月サプライズ」等、米国大統領選前に米朝間対話の可能性も考えられたが、結果的には「今年中に追加会談はない」という基調が現在まで続いている。

北朝鮮は、米国との会談に乗り出さないことについて、過去2年間の米朝交渉後、実質的な進展がないことと、ドナルド・トランプ米国大統領が非核化交渉を国内政治に利用しようとしたこと等を理由に挙げた。

しかし北朝鮮は金正恩国務委員長とトランプ大統領間の「親密さ」によって、会談の可能性はある状態だ。

キム第一部部長は、米朝会談の可能性を否定した7月の談話でも「(金正恩)委員長はトランプ大統領の事業に必ず良い成果があることを願うと自分の気持を伝えてほしいと言っていた」と伝えていた。

金委員長も先月トランプ大統領のコロナ感染の知らせにすぐに親書を送り全快を祈った。

しかし、北朝鮮は 米国大統領選挙が間近に迫っても、直接的なメッセージは出していない。

先月10日、党創建75周年を契機に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの主要な武器を公開し、自衛的抑止力強化の意志を見せつつも、米国に言及しなかった。演説でも、金委員長は「韓国同胞」に挨拶を伝え、韓国にのみ融和的なメッセージを送った。

ただし北朝鮮メディアを通して米韓同盟への非難を続ける中、アメリカ大統領選挙を注視している印象は与えている。

非難の焦点は、最近訪米したソ・フン青瓦台国家安保室長、ソ・ウク国防部長官等の韓国高位人事らの動きに当てられている。

北朝鮮は同時に中国との伝統的な友好関係を連日強調しながら、米国交渉の長期化に備えるとみられる。

北朝鮮は大統領選挙の結果が出た後、数か月間で対米政策を立てるとみられる。トランプ大統領ではなく、ジョー・バイデン民主党候補が当選した場合、戦略策定にはより長い期間がかかるものと予想される。

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