米朝、「ショー」から「協議」へ…再開には時間がかかる模様

米朝、「ショー」から「協議」へ…再開には時間がかかる模様

バイデン民主党候補が米国次期大統領に当選したことにより、これからの米朝対話の方式とその時期はどうなるのか? (画像提供:wowkorea)

ジョー・バイデン民主党候補が米国次期大統領に当選したことにより、これからの米朝対話の方式とその時期が気になるところである。

ドナルド・トランプ大統領による「イベント式」の首脳会談は もう見られることはなく、米朝双方とも来年1月から2月までは 内部の整備期間をもつこととなり、その後 交渉に乗り出すだろうという見方が支配的である。

バイデン氏はトランプ大統領とは違い、実務者協議中心の「ボトムアップ式」で、米朝対話を再開するという見方が大方となっている。バイデン氏は基本的には北朝鮮との交渉を支持していた人物だが、北朝鮮の「合意・挑発・合意破棄」というやり方を見てきたため、急進的な対話展開に対して懐疑的な方向に旋回したものとみられている。

バイデン氏は今回の大統領選期間の発言でも、キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長を「乱暴者」と呼び、トランプ大統領による対北外交を全面的に「リセット」することを示唆していた。

ただ バラク・オバマ行政府の「戦略的忍耐」に戻る可能性は低いとみられている。バイデン氏は、当時の米国による戦略の失敗を直接 目の当たりにしているためである。

当面 米国は、外交・安保分野の参謀の人選と、対北政策の再検討などに時間を要することとなる。そのために少なくとも6か月間かかると予想されているが、新たな対北政策を設定するまでには、より多くの時間がかかるものとみられる。

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