日常の新年を迎えるために我慢の年末=韓国

日常の新年を迎えるために我慢の年末=韓国

日常の新年を迎えるために我慢の年末=韓国(画像提供:wowkorea)

ソウル市が市民に今年の冬、各種集まりや活動を我慢するよう強くお願いをした。忘年会・新年会で、1年の中で交流の多いソウルの冬の風景が新型コロナウイルス感染症の影響で大きく変わるものと思われる。

ソ・ジョンヒョプ(徐正協)ソウル市長権限代行は23日、ソウル市庁で行われた会見で、「ソウル市は、政府と歩調を合わせて社会的距離確保(ソーシャルディスタンス)を2段階に格上げすることはもちろん、明日から年末までを“千万市民緊急停止期間”と宣言する」と述べた。

社会的距離確保2段階が12月7日まで適用されるものと比較すると、年末までのソウル市の別途措置では、より強力な防疫意志を読み取ることができる。一時的に新型コロナが拡散が落ち着いたとしても、今年の冬は安心できないという態度だ。

ソ権限代行は「今回の感染は生命感染による全方位拡散が特徴で、安全な場所はない」とし「今回の危機を乗り越えなければ、これまでのすべての努力と犠牲が水の泡になってしまう」と強調した。

ソウル市防疫対策を一言で要約すると「新型コロナが全てのことを止める前に、市民が先に止める」である。いったん年末までに、それ以降は防疫状況に応じて、市民間の接触を最大限自制し新型コロナを停止するということだ。

首都圏に適用される社会的距離確保2段階に加え、宗教施設には、非対面オンライン礼拝への移行を強力要請し、リスクの高いと思われる業務であるコールセンターは在宅勤務などを通じて勤務人員を半分に減らすよう要請する。プールを除く屋内体育施設は、シャワー室利用などを中断し、午後9時以降運営が中止されているレストランやカフェ、カラオケなどにも利用客間の距離を維持するなど強化された防疫対策を追加で適用する。

何よりも市民の自発的な努力が防疫の成功の鍵だとソウル市は強調している。ソ権限代行は「今年の年末は一切の集まりや予定をキャンセルし、自宅で家族と一緒に過ごしていただきたい」とし「集まりのない年末が、日常の新年を迎えることができると信じている」と述べた。

ソウル市によると、8月12日〜11月20日集計された室内での新型コロナ陽性者は5680人だった。このうち、宗教施設(911人)、職場(556人)、屋内体育施設(183人)、レストラン・カフェ(143人)など、複数の利用施設の集団感染が2514人(44%)で最も多かった。外出との集まりを自制し自宅で時間を過ごしていた場合、防ぐことができた感染が多いことを意味する。

ソウル市は、△寒くても2時間ごとに換気△忘年会など自制して家で家族と一緒に過ごす△換気が出来ない施設に長居しない△疑われる場合は直ちに検査△マスクの着用や手の消毒を徹底するなど、5大市民行動規範も徹底して守るようお願いをした。

市内バスは24日から、地下鉄は27日から夜10時以降の運行を20%ずつ削減することも市民を早く帰宅するよう促すための対策である。法的強制ではないが、ソウル市は、会社の10人以上の食事や飲み会も制限され、企業文化の変更にも積極的に乗り出した

チョン・ウンミ「イデモクドン(梨大木洞)病院呼吸器内科」教授は「多くの施設を事実上封鎖し、集まりを自粛するなど、市民の協力があれば、新規感染者は減る」とし「ただ、年末までの千万市民緊急停止期間が終わって状況が落ち着いても年初にすぐにすべての制限を緩めることは望ましくない」と述べた。

関連記事(外部サイト)