‘変異コロナ’、世界中に広がる…すべての外国人入国者に‘PCR検査陰性’確認書の提出を義務付け=韓国

‘変異コロナ’、世界中に広がる…すべての外国人入国者に‘PCR検査陰性’確認書の提出を義務付け=韓国

‘変異コロナ’、世界中に広がる…すべての外国人入国者に‘PCR検査陰性’確認書の提出を義務付け=韓国(画像提供:wowkorea)

8日からすべての外国人入国者には、国内入国時にPCR(遺伝子増幅)検査の陰性確認書の提出が義務付けられる。これまで、英国、南アフリカからの入国者に制限していた陰性確認書の提出義務をすべての外国人へと拡大する。

これは新型コロナウイルス感染症の変異ウイルスが、英国や南アフリカから世界各国へと広がっており、第3国を経由して流入する可能性が高まったためだ。コロナ変異ウイルスは伝播力が最大70%も強く、国内拡散時には感染者が急増する恐れがある。

疾病管理庁の関係者は1日、「世界中から入国するすべての外国人に対して、韓国入国時にはPCR陰性確認書(出発日基準72時間以内に発給)の提出が義務付けられる予定だ」と明らかにした。

空港経由で入国する場合、8日に入国する外国人から義務付けられ、港湾は15日の乗船入国者から適用される。

防疫当局のこうした追加措置は、変異ウイルスの流行が単に英国や南アフリカ共和国だけにとどまらないためだ。

防疫当局はコロナ変異ウイルスの国内流入遮断のため、海外入国者に対し、△発熱基準の強化(37.5℃→37.3℃)、△隔離解除前の診断検査拡大、△2021年1月7日まで英国発航空便の入国を一時中断、△ビザ発給制限などの措置を施行中であり、英国や南アフリカからの入国者に対しては‘PCR陰性確認書’の提出が義務化されている。

しかし、英国発の変異ウイルスはポルトガル、スペイン、ノルウェーなど、欧州諸国だけでなく、米国やカナダなど、北米でも発見されており、マレーシア、シンガポール、香港、インド、台湾などのアジアとブラジルなどの南米からも関連する感染者が出ている。

韓国国内でも英国発の変異ウイルス関連の感染者が5人発生した。昨年12月22日に入国した家族3人が、28日に初めて感染者と確認された。また、13日に英国から入国した後、自家隔離解除日の26日に突然死亡した80代の男性と、24日に英国からアラブ首長国連邦(UAE)経由で入国した20代の女性もそれぞれ変異ウイルス感染者であることが分かった。

1日、中央防疫対策本部(防対本)によると、この日の午前0時基準で、全体新規感染者1029人のうち、海外流入感染者は25人であることが分かった。感染者流入国は、中国1人、中国以外のアジア6人、欧州5人、アメリカ10人、アフリカ2人、オセアニア1人だ。国籍は、韓国人13人、外国人12人だった。

海外流入感染者は、3次流行が本格化する前の昨年10月28日の7人以降、65日連続で2桁台が続いている。特に、感染者の出発国も多様に分布している。

これを受け、防疫当局は英国や南アフリカから入国者だけを管理していては変異ウイルスを完全に防ぐのは難しいという判断を下したものと見られる。

研究者らは新しい変異コロナは、既存のコロナより40〜70%も感染性が強いと推定している。まだ実験室の統制された環境で行われた結果であるが、変異コロナは伝播力が非常に強いということに異見はない。

これに先立ち、韓国の防疫当局も英国発の変異ウイルスの感染再生産指数(R)は、これまでのウイルスに比べ0.4高いことを把握した。現在、感染再生産指数1から1000人ほど発生している国内状況を代入すると、変異ウイルスが国内に蔓延している場合、患者数は1400人ほどに急増する可能性があるということだ。

クォン・ジュヌク防対本第2副本部長は先月29日の定例ブリーフィングで「新たに登場した変異ウイルスは、そのうち全世界の流行を主導する」との否定的な展望を出している。

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