ソウル東部拘置所、今日 5回目の“全数検査”…「統制されたか?」、「1000人越えるか?」
2021年01月02日 08時09分 WoW!Korea

韓国のソウル東部拘置所(画像提供:wowkorea)
韓国のソウル東部拘置所で、新型コロナウイルス感染症の5回目の全数検査が今日(2日)実施される。
これまでの4回にわたる全数検査では、毎回 3ケタの感染者が確認されてきた中、今回の検査によって感染規模が1000人を越えるか、統制圏に入ったのか、注目されている。
韓国の法務部(法務省に相当)によると、東部拘置所はこの日から 前回の全数検査で陰性判定を受けた職員と収容者たちを対象に、5回目の全数検査を実施する。
先月18日と23日、28日、31日にわたって4回実施された全数検査では、毎回3ケタの感染者が確認されてきた。
これまで 1次で187人、2次300人、3次238人、4次139人の感染者が確認されている。全数検査間に行なわれた個別検査により、感染者が確認されたケースもあった。
当局は、集団感染事態への対策として「新入収容者の隔離期間延長」、「新入入所時における迅速抗原検査・隔離期間後のPCR検査」、「他機関への移送による収容密度の調整」などの措置を実施してきた。
今回の5次全数検査で、感染者数が2ケタに減少するかが注目されている。この検査の結果は、早ければ明日(3日)から出始めるとみられる。
ソウル市と法務部によると、東部拘置所関連の感染者は 前日午後5時基準で958人となった。これは 収容者と職員、その知人および家族などの関連者を合わせた数値である。