加湿器殺菌剤事件の被害者ら「被害者がいるのに加害者のいない判決」

加湿器殺菌剤事件の被害者ら「被害者がいるのに加害者のいない判決」

加湿器殺菌剤事件の被害者ら「被害者がいるのに加害者のいない判決」(画像提供:wowkorea)

人体に有毒な原料物質を使用した加湿器殺菌剤を製造・販売した疑いで起訴されたSKケミカルと愛敬(エギョン)産業の元代表が一審で無罪を宣告された中、加湿器殺菌剤事件の被害者団体が「納得できない判決」と反発した。

パク・ヘジョン加湿器殺菌剤惨事被害者非常対策委員長は12日、news1との通話取材で「無罪が出たという状況に憤りを禁じえない」とし、「政府側も責任を痛感しなければならない」と強調した。パク委員長は「被害者のために顧みなければならない人たちが、被害者をごみ扱いしたように感じられる」と声を高めた。

パク委員長は無罪判決を下した裁判所に強く抗議し、環境部と加湿器殺菌剤社会的惨事特別調査委員にも、「真相究明が終わった後にこのような判決が出たのか」と抗議する計画だと明らかにした。

加湿器殺菌剤惨事全国ネットワークも同日、記者会見を開いて裁判所の判決を批判した。 チャン・ドンヨプ参与連帯幹事は「被害者がいるのに加害者がいないという判決」とし、「常識的に納得できない」と述べた。彼は「製品を使った被害者がいて死亡者までいるのに、動物実験や他の根拠で有害性を立証しようとした」と指摘した。

この日、車椅子に乗って裁判所の判決を見に来た加湿器殺菌剤事件の被害者チョ・スンミさんは判決直後、記者会見で涙を流した。チョさんは「この製品を使って死亡したケースがとてつもないのに、どうして皆が無罪だと言えるのか」とし、「彼らが罰を受けるよう、もう一度努力したい」と語った。

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