鎮痛剤、コロナ感染後期にも有効…初期には有害の可能性も

鎮痛剤、コロナ感染後期にも有効…初期には有害の可能性も

鎮痛剤、コロナ感染後期にも有効…初期には有害の可能性も(画像提供:wowkorea)

新型コロナウイルス患者に対し、非ステロイド性抗炎症(NSAID)が感染初期には免疫活動に影響を与え有害の可能性があるが、感染後期には有効であるという研究結果が公開された。

26日、業界によると、米国微生物学会は、最新のイェール大学医科大学の研究者の動物実験により、NSAIDがコロナ患者の抗体と炎症反応の両方を減少させるという研究結果をホームページを通して発表したと伝えた。

この研究の結果は、19日の国際学術誌であるウイルス学ジャーナル(Journal of Medical Virology)に掲載された。

研究者によると、コロナの治療中のNSAIDの服用は、投与時期によって有害にも有効にもなりうることが分かった。

NSAIDはコロナ感染初期の患者に有害の可能性があるという。NSAIDには炎症を抑える作用があるが、初期コロナ患者にとっては炎症が現れた方がいいためである。

炎症は、特定の組織で起こる免疫反応によって発生する。つまり、体の中の抗体がウイルスと戦っていることを示す。抗炎症薬はこれらの炎症を静めてしまう。

一方、コロナの症状が悪化する段階に入ると、免疫過剰反応でサイトカインストームまたはサイトカイン過剰症候群が発生する。この時、炎症反応が続く場合は患者が死に至ることもある。この時にはNSAIDがサイトカイン反応を和らげるのに有効である。

NSAIDは、コロナ患者だけでなく、痛みや炎症を軽減するため、多様に使用される薬剤である。イブプロフェンは、解熱∙炎症鎮痛だけでなく、にきびの治療に至るまで幅広く使用されている薬だ。

研究に参加したイエール医科大学免疫学のクレイグ・ウィルレン教授は、「NSAIDは最も一般的に使用される抗抗炎症剤であるため、この研究が重要である」とし「NSAIDは関節炎のような慢性疾患だけでなく、コロナ感染患者の急性炎症とワクチン接種後に副作用として表われる痛み、発熱などの症状にも使用できる」と述べた。

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