文大統領、バイデンと早期の対北戦略準備に「共感」…対日・対中問題は「負担」

文大統領、バイデンと早期の対北戦略準備に「共感」…対日・対中問題は「負担」

文在寅 韓国大統領は、バイデン米国大統領と初の電話会談を行なった(画像提供:wowkorea)

韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は今日(4日)、ジョー・バイデン米国大統領と初の電話会談を行なった。

特に両首脳は、朝鮮半島の非核化など対北政策に関して緊密に協力していくことを確認すると同時に、早期に包括的な対北戦略を共に準備していくことになったことで、就任5年目である文大統領の朝鮮半島平和プロセスが再始動できるきっかけを作った。

ただ 今回の会談で、日韓関係改善と中国に対する域内の日米韓協力が話題となったことで、文在寅政府には それらの課題が負担となっているとみられる。

バイデン大統領は対中圧力のために日米韓協力を強化するということが予想される中、歴史問題により なかなか膠着状態から抜け出せないでいる日韓関係の改善は、文大統領にとって負担となっている。

一部では 文大統領が最近 日本との関係改善のためにカン・チャンイル(姜昌一)駐日韓国大使を投入するなどの努力がみられるだけに、国内政治で困難に直面しているため この問題から目を背けている菅義偉首相にとって、むしろより大きな負担となっているだろうという見方もある。

米韓両首脳は中国について、どのような具体的な対話を交わしたかについては確認されていないが、バイデン大統領も前任のドナルド・トランプ前政権のように 対中圧力基調を引き継ぐものとみられる点も、文大統領にとっては負担となる課題だとみられる。

青瓦台(韓国大統領府)は「ミャンマー、中国などの地域情勢についても意見を交換した。特に 両首脳は 最近のミャンマー状況について懸念を共有し、民主的・平和的問題解決のために協力していくことにした」と伝えた。一方 米ホワイトハウスは、日韓関係および中国に対する対話内容を発表文に含めなかった。

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