「家族では集まれないから旅行へ」…「旧正月バカンス」を巡る懸念拡大=韓国

「家族では集まれないから旅行へ」…「旧正月バカンス」を巡る懸念拡大=韓国

「家族では集まれないから旅行へ」…「旧正月バカンス」を巡る懸念拡大=韓国(画像提供:wowkorea)

韓国では新型コロナウイルス感染拡大後の二回目となる旧正月連休を控え、ソルカンス(旧正月+バカンス)を計画する市民たちの視線が行き交っている。

韓国政府が旧正月連休期間中の帰省自制を呼びかけたが、観光地やリゾートで連休を送ろうとする人々の大移動が予想される。

9日、全南地域の宿泊業界などによるとホテルとリゾートの旧正月連休の予約は埋まり、会員優先の部屋のみが残っている。有名ペンションも手頃な価格の客室はすべて予約された状態だ。

5人以上の集まり禁止の行政命令により里帰りが難しくなり、観光地に足を向けたのだ。

これを巡って韓国内では意見が分かれている。

連休期間に全羅南道のホテル予約をしたという会社員チェ某氏(34)は、「両親に会いに実家に行くと5人以上になる」とし「4日間家に閉じこもるくらいなら、仕事で疲れた妻と外の空気を吸いにいこうと思う」と述べた。

また「コロナに感染したくないのはみんな同じ」「防疫上の注意を守るために車で移動し、休憩所にも寄らずにホテルに行って休んでくる計画だ」と付け加えた。

一方、このようなソルカンスは、帰省自制によるしわ寄せ影響だと懸念する声も多い。

光州に在住のキム某氏(59)は、「政府が正月に家族の集まりをしないでほしいと訴えたのは、移動を最小限にするためのものではないか」「いくら防疫上の注意を守っても、自分も知らないうちにウイルス感染する可能性はある」と話した。

一方、宿泊業界はビジネスチャンスを逃すまいと熱を上げている。

全羅南道のホテルは、ワインと福袋をプレゼントする「ソルカンスパッケージ」を公式ホームページで広報している。

光州市のパク・ヒャン福祉健康局長は、「安定したワクチン接種の環境を作るためにも、旧正月連休の徹底した自粛は必要不可欠だ」と訴えた。

また、「旧正月連休期間の大規模な移動に伴う感染拡大が懸念される」とし「なるべく里帰りや家族の集まりを控え、旅行についても延期またはキャンセルを要請したい」と述べた。

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