「制裁緩和」を望む南北…米の「対北基調」はどのように設定されるか?

「制裁緩和」を望む南北…米の「対北基調」はどのように設定されるか?

バイデン米政権による対北制裁に関する基調は、どのように設定されるのだろうか(画像提供:wowkorea)

ジョー・バイデン米政権が対北政策を全般的に検討している中、対北制裁に関する基調はどのように設定されるのだろうか。

韓国政府は、南北間独自の協力事業において「制裁」が障害となっているため、「制裁緩和」が必要だという見方をもっている。加えて 北朝鮮も米国に対して、対北制裁を意味する「朝鮮敵対視政策」の撤回を要求している。

イ・イニョン(李仁栄)韓国統一相は去る3日、“ソウル外信記者クラブ(SFCC)招請懇談会”で「制裁を強化することだけが良策でないとするなら、今まで制裁がどんな成果を出してきたのかを評価しなければならない」とし、事実上「制裁緩和が必要だ」という立場を示した。

このような発言の背景には、対北制裁が南北協力をさえぎる障害となっているという見方がある。

北朝鮮も公に、米国に対して対北制裁緩和を要求している。この長期化した制裁により、北朝鮮は経済難に直面しているためである。

南北は共に「制裁緩和」を強調しているが、米国はどんな選択をするのか まだ予想できない状況である。バイデン大統領の側近たちは、「アメとムチ」すなわち「見返りと追加制裁」を共に検討していることを示唆しているためである。また 対北政策において「韓国、日本と緊密に協議する」とも伝えている。

米国議会調査局(CRS)は、去る2日(現地時間)付けで更新された“韓国:背景と米韓関係”報告書で「北朝鮮政策において(米韓)双方間で困難が生じる可能性がある」とし「ムン・ジェイン(文在寅)韓国政権は対北制裁緩和を望んでいるが、このことで米国と緊張が起きる可能性がある」と指摘している。

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