コロナで崖っぷち、“生存”資格証取ろうとも…試験を受けられない=韓国

コロナで崖っぷち、“生存”資格証取ろうとも…試験を受けられない=韓国

コロナで崖っぷち、生存資格証取ろうとも…試験を受けられない=韓国

韓国の国家技術資格試験である建設技能士の一部試験の受験生の滞積状態が続き、受験ができなかったり首都圏から地方へ“遠征試験”を受けに行かねばならない状況が広がっている。

試験を通じて資格証取得が外国同胞らの長期滞在要件にもなるが受験生の中ではコロナで生計が崖っぷちに追い込まれている人たちも少なくないため対策が切実な状況だ。

6日、韓国産業人力公団などによると2日から願書受付申請を受けた建設塗装技能者実技試験は、首都圏の試験場の場合、たったの10分余りで早期締切となった。

当初この試験は、2日から5日までの4日間で申請を受ける予定だったが受験生らの受験競争の中、準備された試験場の人員定員が全て早期に締切られたということだ。建設技能士試験科目の中の一つである防水技能士もまた似たような状況をみせている。

予備校側と受験者はこのような状況が既に昨年から続いてきていると指摘した。特に昨年5月から建設技能士資格獲得すると、訪問就業ビザ(H2ビザ)を在外同胞ビザ(F4ビザ)へと転換できるよう制度が変更されたことが主要因であるとあげた。H2ビザは2年毎に更新しなければならないがF4ビザは長期滞在できるため中国同胞ら外国同胞の需要が急増したわけだ。

また、建設技能士試験の中で建設塗装技能者・防水技能士の場合、他の科目とは違い筆記試験がなくハングルに慣れない外国人からの人気が高い。このため受験可能人員は制限的な反面、試験を受けようとする外国人が多く集中し滞積現象が発生しているとのことだ。

ソウル衿川区で技能士予備校を運営するキム・ジョンフン氏(65·男性)は「滞積となって受付自体ができない状況だ。ソウル、京畿、仁川の人たちは結局、試験場を求め地方に行かないとならないが、経済的弱者である人たちにとっては交通費などは大きな負担だ」と話した。

このような状況のためキム氏は「予備校で教育を受けても試験に受験できないのなら返金してくれ」という不満も度々提起されるという。

キム氏は「予備校で一生懸命教えても(資格試験の)受付ができないのでお金を返して欲しいと言われる。また、年齢が高い方々も多いので教育をまた受けないとならない場合も多々ある。どこかに訴える場所もない人たちをただ見守るだけの状況も胸が痛い」と話す。

これに公団は昨年から、釜山・安山で建設塗装技能者・防水技能士の常時試験を開始しているが、それすらも5分以内に締切状態となってしまう。昨年8月の常時試験受付日には国家資格証・試験情報ポータル「Q-net」に受験者らの接続が殺到しサーバダウンとなった事態が起きた。

予備校と受験者らは少なくとも1〜2か月前には需要を先に予測し需要に合わせ試験可能人数を増設してほしいと求める一方、最低限常時試験回数を増やさねばならないとも主張する。

建設塗装技能者試験受験に失敗したパク某氏(47·男性)は「受付が始まってから1000席が2~3分で埋まった。門を開けた途端に門を閉める事態が繰り返されている。試験の特性上、失業者らもいるし30~60代も多いのに公団がこれをもう少し考えて欲しい」と語った。

キム氏も「需要を受け試験場を探すべきなのに、試験場を先に抑えて申請を受けるという逆の状況が起こっている。いくらか滞積が解消されるまで受験可能人数を増やさねばならない」と言っている。

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