「日本海は帝国主義侵略の代名詞」北朝鮮、加藤官房長官を非難

「日本海は帝国主義侵略の代名詞」北朝鮮、加藤官房長官を非難

2019年6月、日本海の大和堆周辺で北朝鮮漁船(手前)に退去警告をする海上保安庁の巡視船(同庁提供)

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は8日、日本が「日本海」呼称問題で不当な主張をしていると非難する記事を配信した。

北朝鮮は3月25日、弾道ミサイル2発を発射した。これを受け、米インド太平洋軍は声明を出したたが、北朝鮮がミサイルを発射した方向について「EAST SEA(東海)」と表記した。これに対し、日本政府は訂正を要求。米軍は、「日本海とすべきだった」として表記を訂正する声明を発表した。加藤勝信官房長官は29日、記者会見で米軍が訂正したことを評価した。

国際水路機関(IHO) は1928年から、各国の海図における海洋の名称とその境界の基準となる「大洋と海の境界」で、日本海という名称を使用している。一方、北朝鮮は「朝鮮東海」、韓国は「東海」としている。

同通信は、「朝鮮東海に対する『日本海』の表記には、過去、わが領土を踏みにじってあらゆる犯罪をこととしていた日帝の罪悪に満ちた歴史が宿っている」と強調した。

続けて「問題は、日本が敗北後も不当な『日本海』の名称を主張し、それを国際社会に認定させようとしている」と述べた。

そのうえで、「『日本海』こそ、日帝の植民地支配の歴史が凝結している犯罪的な地名であり、軍国主義的膨張政策の所産、帝国主義侵略の代名詞である」とし、「日本は、時代錯誤の歴史歪曲策動と領土膨張策動を中止すべきである」と主張した。

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