ソウルでも30人の乱交パーティーが摘発 「静岡120人」との違いと日本からの影響

ソウルでも30人の乱交パーティーが摘発 「静岡120人」との違いと日本からの影響

韓で"乱パ"摘発 日本影響も

ソウルでも30人の乱交パーティーが摘発 「静岡120人」との違いと日本からの影響

バールで扉をこじ開け、店内になだれ込む捜査員たち(韓国の動画配信サイト『NAVER TV』で中央日報が配信している動画より)

 隣国の動きは伝播するものなのか。6月24日、ソウル警察庁は、ソウル市江南区新沙洞のクラブで開催されていた乱交パーティーを摘発した。同じ乱交でも、先日、静岡県で120人が摘発されたパーティーとは大きな違いがあるという。

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■参加費は1〜3万円


 ソウル警察庁は、摘発の瞬間を収めた動画を報道機関に提供した。映っているのは、生々しい大捕物である。

 バールで店の扉をこじ開ける私服姿の男性。扉が開くや、一斉に捜査員たちが店内へなだれ込んでいく。妖しい照明が灯されたクラブのような室内には、ダンスミュージックが響いている。白いカーテンで仕切られた空間で蠢く男女たち。「動かないで! 動かないで!」。そこには上半身が裸の男女の姿があった。

 押収品を収めた写真もいかがわしさ満載だ。モザイクがかけられた大人のおもちゃらしき物体に交じり、ラブドールも確認できる。

 主要紙・中央日報によれば、当日は男性14人と女性12人が参加していたという。参加費は10〜30万ウォン(1〜3万円)。経営者と従業員2人が、営利目的で客を姦淫させたという罪で逮捕されたが、参加者らは「取り締まる法的根拠がない」という理由で釈放された。


■カップル限定だった


「あくまで個人的な趣味の集まりだったということで、客たちは無罪放免になりました。医者や経営者など、社会的地位がある参加者が多かったと聞いている。ニュースのコメント欄には、『なんでこんないかがわしい連中を取り締まれないんだ』という不満が多く見受けられます」(韓国の風俗業界関係者)

 静岡の事件では、主催者2人だけでなく、参加者2人も公然わいせつ容疑で逮捕された。日本と違って韓国では、参加者を取り締まる法律の適用が難しいようだ。

 他にも静岡の事件とは大きな違いがあるという。それは参加のルールや趣旨だという。

「このパーティーはカップルでないと参加できないのです。静岡の事件で参加した女性は、アルバイト目的のサクラが多かったと伝えられています。つまり、風俗を利用するような感覚で参加した男性参加者が多かったと。一方、こちらの会は、カップルによる完全なスワッピング目的の会だった。実際、私の知人も参加しようとしたのですが、彼女がいなくて参加できなかったと話していました。2〜3年前からフォロワー1万人を有するSNSを用いて、富川市などソウル近郊の大都市で開催されていたが、最近になってソウルに進出したところを当局に目をつけられたようです」(同)


■ネトラレ


 自分のパートナーを違う相手に「寝取られることに興奮する」という特殊な性的嗜好は、日本のアダルトビデオが大きな影響を与えているという。韓国ではこの趣向が、日本語の「ネトラレ(寝取られ)」や略称の「NTR」という言葉で呼ばれているというのだ。日本のアダルトビデオ業界において、NTRは今や1ジャンルとして確立されている。

「韓国ではピンク映画 のようなソフトなアダルトコンテンツしか認められていません。韓国のエロ文化を牽引しているのは、日本から違法に輸入されてくるアダルトビデオなのです」(同)

 いがみ合いながらも、影響を受け合う日韓の文化。その領域は、エロにまで及んでいるようである。

デイリー新潮編集部

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